7月20日産経新聞の記事です。
まず一つ目は、福岡市で車道を減らし歩道を拡張する!とあった。素晴らしい内容の記事だ!
防災のうえでも重要・不可欠である。
先日、走った熊本県の県道28号線沿いも熊本市から益城町に入ると車線は減り、歩道幅は人がすれ違えないほどの狭さだ。
今にも倒壊しそうな家屋もあり二次災害の恐れがある。
もっともひどい場所は、歩道も無く斜めにやっと立っている家屋が数百メートルも続いている。
今回の熊本地震で断層直下型の恐ろしさが解っただけに復興には活かしてもらいたいものだ。
簡単に表現すれば、防火上道幅は10メートル以上必要だし、延焼防止のうえでも街路樹が必要なのだ。
この考え方を幹線だけでなく生活道路まで取り入れられるかがポイントだろう。
二点目は「ボランティアバス」の話題だ。
この問題は一般人には、「なぜ??」と疑問を抱く人も多いだろう。
個人的には、公共交通利用が最優先だと思う。
もっともひどい行為は大規模災害発生から72時間以内に一般車両が、わざわざ他の地域から被災地にやって来ることだ!
今回の熊本地震でも福岡からやって来たボランティア団体がいると聴いて残念に思った。
だから被災地では余計な活動を住民及び行政がしなくてはならなくなる。
防犯活動ほど重労働はない!
二次災害の危険がある中、被災者が被災地の安全・安心を守らなくてはならないからだ。
本題のボランティアバスの是非は、現行法の改正もしくは、時限立法でしか対応できないだろう。
「法整備」が万全ではないから破って良いと考える者がおかしい。
例えが適切でないかもしれないが、ゴミのポイ捨てと俺は考える。
今週末も福岡からボランティア無料バスがやって来るようだ。
ありがたいようで、個人的には心から感謝できない面もある。