警察もいい始めてることですが、「車のロービームは危ない」の話
とある情報番組（日テレ）や新聞（読売）によると、
事故の内ロービームで起きたものが96％
➡ロービームは危ない！
という記事。
なるほど☆ハイビームにしてれば起きなかったのね、、
って、、んなわけぁるかっっ(爆)
普段ロービームで走ってる車とハイビームで走ってる車の比率を加味しないと！
私の感覚では普段ハイビームで走ってる車なんて100台に、１台もありません。でも多目にみて普段ハイビームで走ってる車の割合を1％としてみましょう。
ロービームで事故を起こす確率とハイビームを、中学生くらいでわかる割合の計算をします。
例題
・夜に10000台の車が走ってたとして
・この内ハイビームで走っていた車は100台(全体の1％)でした。
・この内ロービームで走っていた車は9900台でした。
・この夜事故が100回ありました
・ロービームでの事故は96台でした(上述のパーセンテージより)
・ハイビームでの事故は4台でした
どちらの方が事故をおこす割合が高いか？
ロービーム事故率
9900台のうち、96台が事故
96 ÷ 9900 = 0.0097
約1%
ハイビーム事故率
4 ÷ 100 = 0.04
4%
答え:
ハイビームの方がロービームより約４
倍事故を起こす割合が高い。
どうみてもハイビームの方が危険ですね(笑)
因みに仮定は仮定ですが、普段のローとハイの比が25:１になればほぼ同じ割合です。
そんなにいるとは思えませんけど。
「そんなことないよ、１割くらいはいるからやっぱりロービームの方が危ないよ！」って考える人もいると思います。
それは、その通りです。
大事なのは評価方法が恥ずかしいくらい簡単な間違いを犯していて、それをもとに間違った認識を人に植え付けていることです。
正しい評価のもと、やはりハイビームがよい、となればそれは守ってみる価値があります。(間違いなく弊害はでますが)
しかしこんな嘘情報を律儀に守った人が事故を起こして人命が失われた。なんてことになったら、こんな情報を広めた人は加害者です。恨まれて当然のミス。過失致死です。
正しい情報を広めましょう！
拡散希望。
| Trackback ( )
|
|
