今年のカボチャ栽培は2品種4株を育てます。今年も立体栽培です。
種から育てたラグビーボール型カボチャ「ロロン」と、購入苗からの普通のカボチャ「えびす」です。
「ロロン」は4年目、「えびす」の栽培は初めてです。
前回(5月5日)は、畑に苗を定植して、
ウリハムシや風から守るために行灯仕立てにしたところでした。
これから10日経って、
行灯パンパン
行灯のビニールの中がいっぱいになってきたので、行灯を外すことにしました。
でろん
立体栽培にするので、伸びてた親づるをネットに絡ませました。
行灯から出したばかりで、
葉が下を向いてヘナヘナですが、翌日になると、
シャキン!
立体的に頑張るぞ!の意気込みを出すカボチャたち。
さらに翌日。親づるが伸びてきたので、ネットを編むように誘引していくことに。
左右の株の親づるの誘引する高さを段違いにして、かち合わないようにしています。
毎日親づるが、どのぐらい伸びていくのか観察してみました。3日連続(写真3枚)です。
左の株の、右に伸びていく親づるの先端が赤い丸●
右の株の、左に伸びていく親づるの先端が黄色い丸●
毎日10cmちょっと伸びてるようです。
親づるを近くで見た様子。ネットの手前・向こう側・手前…と編むように誘引しています。
先端付近は柔らかいので比較的簡単に誘引できます。
ただ、親づるが(子づるも)支柱の端まで到達してUターンさせる時は、
ある程度伸ばしてからゆとりを持ってカーブさせないとボキッと折れるので注意です(^^;
支柱の端でつるをヒモで留めてる場合は、そのヒモをいったん外してカーブさせて誘引するのがコツ。
ま、折れてもやがて子づるが伸びるので、それをまた伸ばせばいいだけなので気にしな~い
今朝、ラグビーボール型カボチャ「ロロン」の雄花と雌花が咲き揃っていました。
7~10節(本葉7~10枚目)ぐらいまでの雌花は、
結実しても奇形がでたり肥大が悪いということで、花を摘み取る作業(摘花)をしていましたが、
10節以上のところに雌花が咲いたので人工授粉することにしました(^^)/
カボチャなどのウリ科のお花は雄花と雌花に分かれている「雌雄異花(しゆういか)」です。
こちらが雄花
そしてこちらが花の付け根にカボチャの赤ちゃんが付いてる雌花
ラグビーボール型カボチャ「ロロン」の雌花なので、付け根に付いてる赤ちゃんもラグビーボール型。
花の中の小さい黒いやつは、害虫のアザミウマですが、
カボチャにはたいした被害がないので気にしていないです。
人工授粉しまーす(^^)/
人工授粉は朝9時頃までにしたほうがいいようです。
朝早いほうが雄花のおしべの花粉が多く、雌花の受粉能力が高いようです。
遅くなってくると、雄花のおしべの花粉の粉っぽさが減ってきます。
雄花を取って、花びらをベリベリ剥がしておしべをむき出しにして、雌花のめしべにチョンチョン。
めしべの人工授粉前後を見比べてみました。
花粉付いたね。うまくいくといいな
これから朝、人工授粉をする日が増えてくると思います。
またご報告しまーす(^^)/
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