清水富美加


日刊ゲンダイ(2015年5月13日)配信
【「まれ」で“主役”食うインパクト
 清水富美加に大化けの予感】


 20%近い高視聴率が続くNHK朝の連続テレビ小説「まれ」で、「可愛い」「存在感がある」と注目されている。ヒロイン土屋太鳳の女友達で恋のライバルでもある一子を演じ、子供っぽく見えたり、大人に見えたり、クルクル変わる表情が、主役を食ってしまうほどの強い印象を与えていると評判だ。

 しかし、当の本人はあるインタビューで「可愛く見えるのは、高校時代のシーンで、みのり(門脇麦)も希(土屋)もノーメークだったけど、おしゃれ好きという設定の一子だけが、マスカラをしてたからですよ」と謙遜していた。たしかにその通りかもしれないが、清楚で明るいNHK朝ドラ系の正統派女優たちが陳腐に見えてしまうのは、それだけが理由ではないはずだ。

 何しろ「オールラウンド」だ。中学生時代に歌手を夢見てオーディションを受け、手品を披露して注目され、芸能界入り。モデルとして活躍し、水着写真集も出版。16歳でドラマデビューを果たすと、みるみる頭角を現し「仮面ライダーフォーゼ」、映画「HK/変態仮面」などで次々にヒロインに抜擢される。昨年出演したUSJのCMでは「可愛い! あの子だれ?」と大評判を呼んだ。

■天然キャラで好感度アップ

 トークバラエティー番組に出演して、“胸が小さい”と周囲にイジられても、「胸のサイズはA」などと平気で語ってしまう天然系キャラで好感度を上げてしまう。ブログも個性的でファンが多い。

 最近でも公開中の北野武映画「龍三と七人の子分たち」に出演。大ベテラン俳優に囲まれて堂々とした演技を見せたばかり。そのくせ、9日に公開されたばかりの映画「ズタボロ」では主人公・永瀬匡の恋人役として、初のキスシーンに挑戦し、共演者に「緊張して子犬のように震えていた」ほどの初々しさを暴露されてしまう。

「とにかく勉強熱心で、謙虚。演技することが楽しくてしょうがない様子です。自分の出演した作品を何度も見返し、どう演技すべきだったかを考えているそうだし、“自分と違う人格を演じることが楽しくてしょうがない”とも言っています。若手演技派として満島ひかりの後を追う最右翼。“近い将来大化けするのは確実”と期待している製作者側の人間は多い」(映画関係者)

 ブレーク直前のフレッシュな才能に注目しておいて損はない。

     ◆この記事の著作権は、日刊ゲンダイに帰属します。◆

【naoki-XYZコメント】

 私が清水さんを初めて拝見したのは、記事に出演作品として挙げられた映画『HK/変態仮面』のヒロイン役でした。

 「何この子、無茶苦茶可愛い♪(´▽`*)」

 キラキラとした瞳と愛くるしい笑顔が好印象でした。

 そんな彼女が、朝ドラにデビューとなり、毎回楽しみでしたね。

 ですが、主人公まれがパティシエとなるべく、横浜に修行に行ってしまったので、能登にいる一子役の彼女が見られないのは、少々残念です。

 話が進めばタレント志望の一子が東京に上京という展開になれば、もしかしたら、まれと東京で出会うといった事も考えられますね。

 今後、朝ドラを契機に、清水さんの更なる活躍に期待大です♪
  
(´・ω・`)naoki-XYZ



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