日比谷公園の噴水が凍るほど、都心部でもこの冬一番の冷え込みとなった一日。日本海側では電車が立ち往生して、15時間も電車に閉じ込められてしまったというお気の毒な方もいらっしゃったようですね。早くこの寒波、どっかに行ってもらいたいです。
そんな中、熱も平熱になってスッキリ。まだ少し熱が出た後の倦怠感がありましたが、時間が経てば落ち着くような感じでした。実家からは仕事はいいからこっちで療養するように、というお達しがあったものの、午後にはハウスキーパーが入るのでおうちで寝ていると邪魔だろう。
という事で、とりあえず時間つぶしをすることにしました。
向かったのはホテルニューオータニ東京内にある、ガーデンラウンジ。こちらで期間限定のピエール・エルメのデセールが美味しそうだったので、それを食べて過ごすことにしました。
一部でブッフェをやっているので、混み合っていてわさわさはしているものの、カフェ利用はそこから少し離れたところに案内してくれたので、ゆっくりと落ち着けました。
渡されたメニューを早速閲覧すると、軽食もなかなか美味しそうだし、ケーキセットも魅力的。でも、やっぱり限定のエルメのデセールをオーダーしました。
そうして待つ事10分ほど。運ばれてきたデセールがこちら。
ピエール・エルメ・パリのDessert d'Hiver。「ピエール・エルメ・パリのオリジナルデザートにロングセラーを誇る香り高いティーがついた贅沢なセット。世界でもここでしか味わえない渾身のオリジナルデザートを1万坪の面積を誇る日本庭園の景色とともに、優雅なティータイムをお楽しみください。」との事。
単体でもう一枚。2年前ぐらいに同じチョコレートを使ったデセールを食べました(その時の記事はこちら)が、それとはまた違ったスタイルです。
上部から、メインのケーキに、マカロン×2、ボンボンがついていて、結構ボリューミーですが、チョコ尽くしでなかなか美味しそう♪
では、実食!!
以下、個別に。
メインのケーキ、Ombre et lumière(オンブル エ リュミエール)。チョコレートで全体を覆っている、四角いケーキです。
上部からはこんな感じ。
バッサリと断面です。構成はムースショコラ、ビスキュイモワルゥショコラ、アーモンド入りブラウニー、シャンティショコラ、プラックショコラ。チョコ尽くしなので、最早構成の順番がよく分からない状態でした。
早速食べてみると、そのチョコの濃厚さに圧倒されます。甘さは控えめのビターな仕上がりなのですが、その分カカオの味わいと風味がダイレクトです。ムースなどが入っていますが、ビスキュイやブラウニーのおかげで全体的にねっとりとして、お口の中にまとわりつくぐらいでした。
とにかく逃げ場がないほどのチョコレートケーキなので、甘さではなく、濃厚さから少し休憩を取りたい、という意味合いで飲み物が欲しくなりました。コッテリ濃厚チョコケーキが好きな方にはオススメです。
こちらはマカロンのクロエ。フランボワーズ風味ガナッシュショコラが挟まれています。私の苦手なフランボワーズですが、勿体ないので食べました。
側面です。ココアとフランボワーズのマカロン生地を使っていました。
ガブッと断面です。ねっちりとしたマカロン生地ですが、歯にまとわりつくような感じはありませんでした。ガナッシュにはフランボワーズの種のような粒粒した食感があって、酸っぱい・・。やっぱり嫌いかも。
もう一つのマカロンのショコラ アンフィニマン ヴァニーユ。バニラ風味ショコラオレとショコラノワールガナッシュが挟まれています。
側面です。バニラビーンズの粒粒が見えます。
ガブッと断面です。こちらの生地の方がサックリと仕上がっていて、まとわりつくようなねっちり感がないので、私は好みでした。ふわっと香るバニラの香りが上品で美味しかったです。
ボンボンです。分かりづらいですが、表面にピーエル・エルメという刻印が入っていました。
ガブっと断面です。こちらもベリー系のプラリネが入っていて凹む・・・。普通のがよかったです。
ティーは2種類から選べるのですが、紅茶ベースのテ ジャルダン ド ピエールを。少しクセがありますが、甘い物の後に飲むと口の中がさっぱりとする紅茶で美味しかったです。
とにかくチョコレートづくしのデセールで、チョコレート食べた!という満足感があってよかったです。でも、何故でしょう。いつもエルメのケーキを食べても、「おお!流石!」という感動に出会ない・・・。結局私の好みに合わないのかしら・・・。いつかその答えが出るまで、また食べられそうなデセールが登場したら食べに行こうと思います。
↑ランキングに参加中。ポチっと押していただけると嬉しいです。
↑お気に召していただけましたら、読者登録をぜひ♪