皐月賞の見解&パンの耳 | 覆面馬主7号TV

覆面馬主7号TV

UMAJIN.net「競馬サロン」にて、『現役馬主の毒舌馬券術』を主宰。キチガイブロガーも今じゃ、コラムを書く立場。2020年という切りのいい年に、YOUTUBEを含め、活動再開。

皐月賞だぞ~!

レースを見る分には楽しそうだが、真剣に馬券を取ろうとすると非常に難しいと言わざるを得ない今年の皐月賞。まずは、全ての馬が不利なく、怪我なく、レースを終えられることを願いたい。

その上で・・・
皐月賞の馬券獲りてぇーなぁ!
遊びとはいえGIは的中させて―よな!

という事で、

さっそく皐月賞の見解!

まず、1人気イスラボニータ、2人気トゥザワールド、3人気トーセンスターダム・・・

なんかこの上位人気の3頭・・・
全馬気にかかる点があるんだよな・・・

イスラボニータは初の右回り&初中山。
トゥザワールドは前走の反動がどこまで回復したか。
トーセンスターダムは明らかにダービーを狙ったローテーション。

上位人気馬になんでこんな気にしなきゃならないポイントがあるんだよな…。

イスラボニータはこのメンバー随一のポテンシャルの持ち主だよな。
右回りにはあまり心配してないんだが、初の中山・・・ってのがな。
先週の競馬で芝を3cm~4cm程刈ったらしいから、だいぶ適合できる状態にはなってるんだが小回りであの大飛びの馬がどう立ち回るか・・・。そして、枠が良すぎて、もし、ウインフルブルームが行き脚付かなかったら、この馬が押し出されて逃げなくちゃならなくなる・・・なんていう不安もあるんだよな。それを嫌がってソロッと出そうとするとこの馬は出遅れの前歴があるからな・・・。これが、東京の2000mなら断然の◎を打てるんだが、小回り中山でこれだけ不安があるにもかかわらず配当だけは安い・・・ってのはなんだか解せねーんだよな。

トゥザワールドに関しては、このメンバー随一の完成度だよな。
弥生賞を含めた各レースの立ち回りも上手で、大崩がなさそうに思えるタイプだわな。
ただし、この馬、弥生賞の後なかなか疲れが取れなかったって言われてるからな。ここ2週の調教での動きを見る限り、影響はなさそうに思えるが、リフレッシュ先でどれくらい乗り込んで帰厩したのかは俺には知る由もない。調教での動きは良く見えても、中身が伴っていない・・・最後の勝負所で甘さが出る・・・こんな感じのイメージが湧き出てきちまうんだよな・・・。

トーセンスターダムはトゥザワールドを新馬でぶっちぎったバンドワゴンに勝ったきさらぎ賞の評価が高いよな。ただ、あれはぶっちゃけ負けてもいいからダービーに繋がる競馬をしよう!という意図が見え見えだったようなレースなんだよな。そもそも、きさらぎ賞から皐月賞に直行するというローテーションが、本気で皐月賞を取りに来ている馬の陣営の考える事とは思えないわけよ。あのディープインパクトも4戦目で皐月賞を無敗で制しているが、しっかり弥生賞を使った上でレースに臨んでいたからな。陣営も、その事を明言しているのに、なんでこんなに人気になってるんだ?

人気上位の3頭にしても、不安材料がポンポン出てきちまうのが今年の皐月賞なわけで、ローテーション、仕上げ、の人為的な部分で万全でぬかり無し!といった感じの馬がなかなか見当たらねーんだよな。

人為的な部分で抜かりがないと言えば、イスラボニータに関してはデビュー以来最高の出来と言っているし、状態がいいことに関しては間違いがない。ただ、中山の小回り2000mをこなせるかどうかという未知の部分に賭けられるかどうかという事だな。

それ以外では、
最内枠を引いてしまったワンアンドオンリー。
距離に壁はないのか?アジアエクスプレス。
スプリングSの強さは本物か?ロサギガンティア。

ワンアンドオンリーは実質的な弥生賞の勝ち馬と言っても過言ではないが、この最内枠をどうとらえるか?って事と、追い切り時計出しすぎじゃねーか?って事。ぶっちゃけ、追い切りやり過ぎた馬に関しては、現時点での判断は出来ない。パドックでの確認は絶対に必要だ。内枠に関しては、横山騎手が色々考えているだろうから、必要以上に心配はしていないのだが、オーバーワークの可能性に関しては当日の気配を見てみなくちゃ判断付かねーだろうし、パドック見たところでわからない場合だって大いにある。とはいえ、以前は調教で全く動かなかったワンアンドオンリーがこれだけの時計を2週続けて坂路で叩き出せるようになった事は、素直にとらえれば「いいこと」であるとも考えられる。何を隠そう、一週前追い切りを確認した時点では、この馬に◎を献上しようと思っていたくらいだからな。

相変わらずよくわからないのが、アジアエクスプレス。
ダート馬なのか、マイラーなのか、なんだかアグネスデジタルに散々悩まされた時のことをおもいだすわ・・・。戸崎はそこそこ自信もっているらしいがな・・・。2000mはこなせるとは思うが、GIで勝てるか?と言われると、ちょっと難しくねーか?と思っちまうんだよな。とはいえ、厳しいペースの朝日杯、スプリングS、この2レースで、ソコソコの競馬をしてるからな。

そして、スプリングSの勝ち馬ロサギガンティア。
あのレースはデムーロが本当にうまく乗ったよな。小回り中山の乗り方ではなく、長くいい脚を使って早めに抜け出して押し切ったレースだったな。あの乗り方が本番でも通用するかというとどうにも疑問が残るんだよな。

そもそも、スプリングSのレースレベルが高かったのかどうかには半信半疑なんだよな俺は。

というのも、クラリティシチーをおいかけてた俺は、知ってのとおりスプリングSはクラリティシチーに◎を献上していた。権利を取らなきゃならないクラリティシチーは、調整もオバーワーク気味で仕上がり過ぎてたきらいもあったが、それでも馬券圏内は外さないだろうと思い◎を打った。

その上で、クラリティシチーが乗り難しい馬であることも伝えていたよな。
不利や出遅れが響いて惜敗続きで、スムーズなら勝てる!
というようなイメージを持っていたが、やはりその乗り難しさも含めて、能力なんだよな。

また、いちょうSの時このクラリティシチーは、珍しくスムーズなレースをしていた。ま、2歳時のレースがここで比較になるかは置いておくが、スムーズなレースだったにも関わらず、イスラボニータには完敗してる。それは、仕方がないにしても、いただけないのは、ウインフェニックスに差されてしまっているという事。

実は、クラリティシチーをおいかけ続けていながら、このいちょうSはずっと気にかかっていた。

ウインフェニックスレベルの馬ならば、重賞での勝ち負けはキツイ。

という疑心暗鬼もあったわけだ。
その上で、スプリングSを見てみると、権利を取らねばならなかったクラリティシチーはかなり強引な競馬をした。外からまくり気味に早仕掛けをして権利をもぎ取りに来た。

もし、クラリティシチーが重賞勝ち負けレベルの馬ではないとすると、あれだけ強引なレースをして、大きく負けなかった事についての理由は・・・相手も大したことなかったから・・・。

という事になっちまうんじゃねーのか?

と思ってるんだわ。

スムーズな競馬に終始したロサギガンティアは最後手綱は絞っていたものの大外ブン回したクラリティシチーと脚色は同じようなものだった。

クラリティシチーはアジアエクスプレスに最後差されてしまい3着に敗れたが、あれは・・・アジアエクスプレスが差したというより、クラリティシチーの脚が止まって垂れた・・・という考え方の方があってるんじゃないか?と思っている。

スプリングSの上がり3ハロン

ロサギガンティア35秒3
クラリティシチー35秒0
アジアエクスプレス35秒1

実質の走行距離で見れば

クラリティ≧ロサギガンティア=アジアエクスプレス

という状況だ。

この状況で、クラリティシチーよりロサギガンティア、アジアエクスプレスが強いと言い切れる根拠は俺にはないし確実に差があるとも感じなかった。

それでいて、
ロサギガンティア 9.2倍
アジアエクスプレス 6.4倍
クラリティシチー 36.3倍

という開きがある。

じゃぁ、クラリティシチーが穴馬か!という話に直結するわけではない。事実、クラリティシチーは使い詰めの疲れが抜けきっていないと聞いている。枠は非常にいいし、セコく乗れば持ち味の一瞬の脚で3着くらいはあるかもしれないが、体調が万全だったとしても勝ち負けはないと思っている。つまり、クラリティシチーにこの評価を下すという事は、大して評価の変わらないスプリングS組に関しては、評価を上げるつもりがないという事だ。逆にいうと、勝ち馬、2着馬よりも、まだクラリティシチーの方に魅力を感じる。勝たなければならないレースで騎手のミスや不運な面があったが、今回は完全に気楽な立場で、内ラチ沿いをセコク回れる内枠だ。同じレベルの馬なら配当がつく馬は買う主義なので、ロサやアジアを買うのであれば、絶対にクラリティも買う。

では、弥生賞はレースレベルが高かったのか?

と問われると、ラップ面だけをみると、実は大したことない。

騎手の多くも、今年の弥生賞組はそれほど抜けた存在ではない。
と言っている。

それらの評判をどう判断するか・・・
本当に悩ましい。

きさらぎ賞
共同通信杯
弥生賞
スプリングS
若葉S

これらの勝ち馬が未対戦のまま本番を迎えるわけだから、難しいに決まっている。

さて、各馬に関しての俺の悩みを書いていてもラチがあかねーから結論書くか(笑)

あくまで、パドックを見る前の判断だ。
そうそう変わるもんでもねーがな(笑)

ってことでまずは評価順。

◎アデイインザライフ
○イスラボニータ
▲ワンアンドオンリー
☆トゥザワールド
☆アドマイヤデウス
☆キングズオブザサン
△ウインフルブルーム
△スプリングS組から1頭

△は基本、3着候補として考えてる。
トーセンスターダムは切り。

という感じかな。

え?
イスラボニータに◎ならわかるけど、アデイインザライフに◎?

って声が聞こえてきそうだが、そう。
こいつに◎をくれてやる。

アデイインザライフに関してもデビュー戦から見ているが、デビュー戦はゆるゆるの馬体だった。その馬体で、新馬を楽勝。つづく2戦目に、同世代牡馬のベスト5に入るであろうプレイアンドリアルと戦う事になる。プレイアンドリアルは東スポ杯でイスラボニータと大接戦を演じた馬。仕上がり具合も早く完成度が高い馬だった。その、馬に2戦目の重賞で最後方から追い込みで差を詰めたレースに、この馬のスケールの大きさを感じた。そして迎えた弥生賞。ここで3着以内に入れなければこの舞台には出られないわけだが、ここで驚愕のレースを披露した。

と思ってるのは俺だけかもしれないが・・・。

どういうことかと言えば、あの弥生賞で特筆すべきは外を回って距離ロスをして勝ったトゥザワールドではなく、距離ロス以上に厳しいと考えられる「荒れ馬場を通され続けた」という事実に着目して、驚愕の3着だと思っているのだ。

勝ったトゥザワールド、2着のワンアンドオンリー、4着のエアアンセム、5着のキングズオブザサン。掲示板に載った他の4頭はすべての馬が一番荒れていた3コーナーから4コーナーにかけて外を回っている。唯一荒れに荒れてほぼダートと言っても過言ではない馬場状態の悪路をずっと走らされたのがアデイインザライフである。

ペースが上がる一番の勝負所で、1頭だけダートを300m近く走らされていた馬が居るとする。その馬が、もし3着に来ていたとしたら、そのレースを見た者は・・・

「あの3着の馬、途中でダート走ってたけど、芝を走り続けた奴らを何頭も押さえて、3着に入ったぜ!もし、途中ちゃんと芝を走れたら、勝ち負けになってたんじゃねーか?」

と思うだろう(笑)

相当、妄想が爆発している事は認めるが、俺にはそんな感じのレースに見えたわけだ。

そう!誤解を恐れずに言うと・・・

アデイインザライフは弥生賞でダートを300m走ったにもかかわらず3着したスゲー馬だ!

・・・(苦笑)

厳しいか?
論理が破たんしてるか?

ま、遊びだしいいんじゃね(笑)

しかも、弥生賞の時ですらまだまだ緩かったし、中間は雪の影響もあって結構調整も狂ったってのもあったのは事実だしな。今回は、しっかり調整されて、絞れて出てくるんじゃねーかな。

理想としては10キロくらいは無駄肉落として出てきてほしいと思ってるんだけどな。

つまり、理想よりも、10キロ以上太い状態で、弥生賞を3着した馬だ!

ってまた、妄想が爆発だな。

ま、お祭りみてーなレースだし、好きな馬の単勝くらいは買いたいしな!
◎は軸!というよりも、単勝を買う!って感じの意味合いでの◎だな(笑)

基本、こういう混戦レースで俺は、BOXかフォーメーションを多用するわけで、わざわざ1頭に軸を絞って買う事はないからな・・・(苦笑)

ま、こんなオチがあるからおもいきってアデイインザライフに◎を献上できるわけだ。

ぶっちゃけ、穴馬を考察すれば、

アデイインザライフ(上記)
キングズオブザサン(前走出遅れ、下手乗り。京成杯は強かった)
アドマイヤデウス(ここ2走の強さ圧巻)

この3頭は、絶対に買っておいた方がいいと思ってる馬だしな。

俺は、

◎○▲
◎○▲☆☆☆
◎○▲☆☆☆△△

の90点の3連単で遊ぶかな(笑)

まぁ、馬券の組み立てに関してはパドックで馬を実際に見てからかな。


という事で、皐月賞のこと書いてたら、このまま発売締め切り時間まで余裕で書けそうだから、このあたりにしとくわ・・・(苦笑)

ってことで、最後に明日のパンの耳を少々。

とおもって、パンの耳をすべて書き終えたところで、パソコンフリーズ・・・
とりあえず、パンの耳を書き出す前に一回保存しておいてよかったわ。

とはいえ、久しぶりのパソコンフリーズ。
何だか嫌な予感がするな・・・(笑)

つーことで、明日のパンの耳は後でUPするわ・・・。

最後に明日のオフレコ馬券!

明日のオフレコ馬券も今日のネタに近い感じで、先物買い的な内容だ。
現時点で単勝10倍以上はついてるから、単と馬連を買ってみようかと思う。

ということで、ヒント!
この数式の答えわかるか?

雑+皿+印=?

わかった人は俺があんまり無理はしない方がいいという意味がわかるんじゃねーか?

という事で、皐月賞DAY!
楽しもうぜ~!

じゃーな!

こんな時間に、パソコンフリーズして悶絶してる俺に、クリックの一つくらいしても罰当たらねーんじゃねーか?クリック少なきゃパンの耳の更新はしねーぞ(笑)


 いいから押してけ!