医者から詳しく聞かされない医療情報:セカンドオピニオン

誤解と批判を恐れない斜め後ろから見た医療情報

今シーズンのインフルエンザワクチンは流行株と抗原性が違うかも

2018年01月25日 | 感染症
インフルエンザが猛威をふるっていますね。

以前、こんな情報も書きました。
インフルエンザの流行は3~4歳児から始まる

さて、上の図は国立感染症研究所のホームページから引用した図です。

右は昨シーズン(2016-2017)のインフルエンザワクチンの抗原性と実際に流行したウイルスの抗原性が合致していた場合です。
左は両者の抗原性の間に相違があった場合です。

昨シーズンはA型インフルエンザのH1N1pdm09の場合はワクチンに効果があったのですが、A型インフルエンザH3N2の場合は効果がなかったということを示しています。

今シーズンの比較解析はまだですが、今年はどうもインフルエンザワクチンの抗原性と実際に流行したウイルスの抗原性がかなり異なっているような気がしますが、どうでしょうか。

↓なるほどなぁ~と思われた方!ここをポチッ、応援よろしくお願いいたします。
「ブログランキング」


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 詐欺、脱税は犯罪である | トップ | 今シーズンのインフルエンザ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

感染症」カテゴリの最新記事