ここへ来て初めてのチョウトンボ(浮間公園) | 首都圏生きものめぐり ~関東の動植物に会いにいくぶらっと散歩~

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雑誌編集者である著者が自ら首都圏の公園や自然地に足を運び、そこで出合った生きものの情報をお届けします。
都会の印象が強い東京にも、カワセミやタカ、多くの昆虫が暮らしています。「首都圏ってこんなに生きものが多いのか」と驚かされる情報が満載です。

前回の記事でちらと触れた浮間公園

夏になるとササゴイという少々レアな鳥が飛来するため、

毎年チェックするように心がけています。


この日は珍しくスカッとした晴天。出勤前の限られた時間でしたが、

散策にはうってつけのお天気です。






 

冬場のカモ飛来時には無論劣りますが、水鳥の姿も健在です。

バン(左)とカイツブリ(右)は、ここのメジャー種です。

特にバンは毎回見かけている気がします。ちなみに写真の個体は若鳥です。





東京都内では北上すればするほど多くなるコフキトンボ

ここ浮間公園でもオーソドックスな存在です。










そして、少し前の舎人公園の記事で触れたチョウトンボですが、

ここへ来て今年初めて撮ることができました。角度の関係上、写りはイマイチですが

結構な数の個体が飛んでおりました。ブラックバスなど、問題点も多分にありますが

この公園の水辺環境は然程悪いわけではないようです。


それにしても、虹色に輝くこの翅はやはり美しいですね。

日本のトンボの中では、カワトンボやオオアオイトトンボにならぶビジュアルではないでしょうか。


なお、コフキトンボは今年神奈川県内でも撮影できましたが、

相変わらずこのチョウトンボは影も形も見られません。

ブログを始めた2013年からずーっと……。








 

時計塔兼風車。公園のシンボルというだけあり、ポケストップに指定されています。






 

バードサンクチュアリもポケストップになっていますが、

何故かここはストップが2か所設けられるという謎の優遇を受けています。

もっとも、これ自体はさして珍しいことではなく

自宅近くの小さな児童公園にはなんと3か所ストップが設けられており、

効率よくアイテムの収集&ポケモン集めができます。


夜、老若男女を問わずよくポケモントレーナーが集まります。

私も買い出しついでにたまにお世話になります(汗)






池側から件のバードサンクチュアリをチェック。

ササゴイは毎年ここに現れるはずですが……。






これはアオサギですね。奥の木に止まっていました。

進入禁止の対岸なのでかなり距離があり、写りはイマイチです。





岸辺にそれらしき鳥影が……と思いきや、これはゴイサギの幼鳥。

結局この日、ササゴイの姿は全く見られませんでした。

そういえばササゴイが出る時はほぼ必ずバードウォッチャーが来ていたのですが

この日は好天にも拘らず、1人もカメラ持ちの方がいらっしゃいませんでしたね。

相変わらず、あのへんのオッチャン達はそういう情報をよく握っていらっしゃる……。


9月に突入したため、もう旅立ってしまったのかもしれません。

(6~7月には他の方の撮影記録があるため、今年来なかったわけではないようです)






ササゴイに会えなかったのは残念ですが、チョウトンボがとれたのは嬉しいですね。

ちなみにポケモンについては、赤羽のヒトカゲのような目玉は特におらず

見つかるのは鯉だのハトだのばっかりでした……残念。



【9/2 浮間公園で撮影した生きもの】

鳥類・・・アオサギ、カイツブリ、カルガモ、ゴイサギ、バン

昆虫類・・・アブラゼミ、イボバッタ、コフキトンボ、シオカラトンボ、ショウリョウバッタ、チョウトンボ、ホシホウジャク、ミンミンゼミ