これじゃバッタ見れねーじゃん……というのはあまりに勝手な八つ当たり。
こういう草刈りは次世代の草を芽吹かせるために欠かせないものですし、
里山ではごくごくありふれた光景です。
ではバッタたちは全滅したのか?というと、そうではありません。
ちゃんとすぐ近くで見かけました。写真はホシササキリのメスです。
(もちろん数が減ったのは間違いないでしょうが、全滅はしません)
隠れる草むらを失ったバッタを目当てに……というわけではないでしょうが
何度かカマキリを見かけました。左はハラビロカマキリ、右はオオカマキリ。
どちらも胸部をチェックし、ムネアカ~でないことを確認しました。
秋らしい里山景観。
ちょうど太陽が隠れたこともあるのでしょうが、すげぇ寒そう……。
実際この日は結構冷えました。
そんな寒空の下で、この日は物販イベントを開催していました。
この公園は自然観察ゾーンと、上写真のようなイベント&遊具ゾーンがくっきり分かれています。
私のような人間は前者のみを歩いて帰ってしまうことが多いですが、
結構色々なイベントが開催されるので、軽くこちらも覗いてみるのもいいでしょう。
少し離れたところで、エナガ(写真)、シジュウカラ、コゲラの混成群に遭遇しました。
特にエナガはジッとしていることが少ないので、撮るのが大変です。
食べるものなんかはシジュウカラと大差ないはずなのに
なぜあんなにいつもセカセカしているのやら……。
真冬の兆しとでもいいましょうか、ツグミ(左)とシメ(右)を初確認しました。
どちらも距離があり過ぎてしょぼい写りですが(汗)
秋空の下、刈り取られてスッキリした田園地帯。
前にも書きましたとおりコスモス畑が隣接しているのですが、
さすがに来るのが少々遅過ぎたか、ほとんど花は残っていませんでした。
里の家で一休み。外壁では、クビキリギス(右)も一休み中。
昆虫少年達の手が届かない、高い場所の壁にへばりついてジーッとしていました。
あまりコレを捕まえたがる子供もいないとはおもいますが(爆)
噛まれると痛いし。
そういえば、里の家周辺でなぜかポケモンが多数沸きました。
ジムとストップがあるので、休憩がてらここで狩るのもアリかもしれません。
肩をいからせたツノアオカメムシ。
刺さったら痛そうですが、武器に使うのはこれではなくあくまで放屁。
まあ、肩にあっても攻撃しにくそうですしね……。
そのカメムシとやや近い種で、珍妙な顔をした新顔に遭遇しました。
メトロン星人のような尖った顔に、カメレオンのようなぐるぐるの丸い目が特徴。
ツマグロスケバといい、全長1センチ程度しかない小さな昆虫です。
遭遇率 … 2
インパクト … 1
美しさ … 2
俊敏性 … 3
上記の通りカメムシ目。
名前の由来は、翅の先(ツマ)が黒くてそれ以外の部分が透けているからでしょう。
(この特徴だけならノシメトンボなんかも該当する気がしますが)
あまりにも小さくて地味なのでそもそも見つけにくく、遭遇率は2としていますが
特に数が少ないというわけではないようです。会いたい人がいるかどうかは別として(汗)。
冬の茅ヶ崎里山公園といえば猛禽類の観察ポイントですが、
この日はまだ全く確認できませんでした。12月に入ったら再度行ってみるとしましょう。
【11/12 茅ヶ崎里山公園で撮影した生きもの】
鳥類・・・アオサギ、エナガ、オオバン、カルガモ、コガモ、コゲラ、シジュウカラ、シメ、ダイサギ、ツグミ、トビ、ハクセキレイ、モズ
昆虫類・・・アキアカネ、イボバッタ、オオカマキリ、オンブバッタ、クダマキモドキ、クビキリギス、コバネイナゴ、ササキリ、ツチイナゴ、ツノアオカメムシ、ツマグロスケバ、トノサマバッタ、ハラビロカマキリ、ヒナバッタ、ベニシジミ、ホシササキリ、モンシロチョウ、ヤマトシジミ、ヨコヅナサシガメ、ワカバグモ
その他・・・ミスジマイマイ
【11/12 茅ヶ崎里山公園で捕獲したポケモン】
アーボ・・・1
イーブイ・・・3
イトマル・・・1
エイパム・・・5
オタチ・・・6
クヌギダマ・・・1
コンパン・・・5
ストライク・・・1
トサキント・・・1
ニドラン♀・・・1
ネイティ・・・1
ノコッチ・・・3
パラス・・・1
ピジョン・・・1
ヒマナッツ・・・1
ヒメグマ・・・4
フシギダネ・・・1
ホーホー・・・1
ポッポ・・・9
モルフォン・・・1
≪総括≫
里の家周辺のジムとストップが一緒にある場所付近で、
エイパムとノコッチが複数同時に出現するという現象がありました。
強いかどうかはともかくとして、どちらもややレア度の高い種なので
今後も訪問時には要チェックです。ちなみにストライクもここで捕りました。
それ以外は相変わらず、入口付近の広場以外ではほとんど成果が挙がりません。