旧正月の3日目はマカオに行きました。
尖沙咀にある中港城からの船は
17時まで切符が売り切れているので
地下鉄で上環まで行って11時45分発の
チケットをゲットです。
実はマカオ行きのターボジェットは
キャンセル待ちができるんです。
結局10分前のフェリーに乗りました。
マカオフェリーターミナルから
3のバスに乗ってセナド広場に来ました。
MOP(マカオパタカ)3.2でいけるのは便利ですね。
人、人、人の山です。
特に聖ポール寺院跡まで行く坂道は
ラッシュ時の新宿駅みたいでした。
そんな喧騒を抜けてポルトガル料理レストラン、
ALBERGUE1601に行きました。
ここで食事をしたわけではなく
お客様と待ち合わせしただけなんですけどね。
西洋と中国が混じった不思議な空間です。
ここからお客様と一緒に一度民政総署に行き
歩いて世界遺産をいくつか見ながら、
マーコウ廟まで歩いて行きます。
民政総署の先の道を左に曲がり、
聖オーガスチン広場に向かいます。
ロバート・ホー・トン図書館、
聖オーガスティン教会、
聖ヨセフ修道院及び聖堂、
ドン・ペドロ5世劇場が
並んでいるところです。
まずはロバート・ホー・トーン図書館が
目に入ります。
1894年以前に建築されたポルトガル人の
ドナ・キャロリーナ・クンハの住居を、
香港の実業家のロバート・ホー・トンが
1918年に購入して別荘として使用していた建物です。
ロバート・ホー・トンの死後は
遺言により建物はマカオ政府に寄付され、
1958年に図書館となりました。
2005年に図書館の新棟ができ、マカオ最大の図書館として、マカオ市民に利用されています。
残念ながら春節の今の時期は14時で閉館で
コロニアル風の内部を見学することは
出来ませんでした。
隣にあるのは聖ヨセフ修道院です。
あとでぐるっと回って中に入ります。
マリア像があります。
この隣はドン・ペドロ劇場です。
1860年に建設されたアジア初の西洋式の劇場です。
ここに住むポルトガル系住民が
主導して建設されました。
そのためポルトガル国王ペドロ5世に
敬意を表してこの名前がつけられました。
当初は男性専用の社交場でしたが、
その後は劇場として使用され、
「マカオ劇場」と呼ばれたこともありました。
運が良いことに今日は中を見ることができました。
2階席から見るとこんな感じで
一度ここでコンサートを見ていたいと思いました。
次に聖ヨセフ修道院および聖堂の中に入ります。
石段を登ると
聖堂があります。
1746年から1758年にかけて
イエズス会によって建築された教会です。
イエス像と手前の最期の晩餐の
彫刻が素晴らしいです。
ドームも美しい。
これは司教が話をする時に
声が響くような効果を出すためではないか?
と思うのですが間違ってますか?
これは最後の晩餐の様子ですね。
イエス像です。
天井にはイエスズ会を表す
IHSの文字が書かれております。
ケースの中に入っているのは
フランシスコ・ザビエルの
上腕部の遺骨だそうです。
歴史の教科書で出てきた人の
体の一部を見るってすごいですね。
こちらを出てさらに先に進みます。
セントローレンス教会です。
1558年から1560年に間に建立された
マカオ三大古堂のひとつです。
昔この教会から海が見えました。
帆船時代は風の善し悪しが
航海の安全につながったので、
信者たちはこの教会で航海に良い風が
吹くようにと祈っていました。
そのためこの教会は中国語では「風順堂」と
呼ばれるようになりました。
高い天井が印象的です。
よく見ると中国結と福の文字が見えます。
教会の中に中国文化が色濃くあるのは
この教会が初めてですね。
ギターとオルガンの伴奏で賛美歌を歌ってます。
菊、水仙、福の文字。
カトリック教会なのに面白いですね。
マリア像の横の天使が魚に見えてしまったのは
中国文化に毒されすぎかな?
天井のエメラルグリーンが印象的です。
ここからさらに移動して鄭家屋敷に行きます。
中に入ったら大きな家です。
中庭は春節飾りです飾られてますね。
欄干の絵が美しいです。
真ん中の蘭の花も綺麗ですね。
マーコウ廟の手前の港湾局の建物です。
イタリアの設計家によって設計され
1874年に落成しました。
元はマカオの警察部隊を補強するために
インドのゴアから派遣された
ムーア人兵士の宿舎でした。
現在は港務局のオフィスビルとして使われています。建物の三方面は回廊に囲まれ、
風通しがよく、湿気や雨の多いマカオの
気候に向いた設計となっています。
ここからマーコウ廟まで行き、
26路のバスに乗って路環街市まで
行こうとしましたが、バスが満員で乗れず
タクシーで移動することにしました。
こんな懐かしい車を見ました。
お客様をタクシーでフェリー埠頭まで送り
私はマカオのバスちゃんと食事です。
友人の車は日本マニアなことがわかるように
日本のものがいろいろ貼ってあるあります。
ポルトガル料理レストランです。い
マカオビールを注文しました。
ボルシチです。ちょっと本場のものとは
違いましたが美味しいです。
これは鶏の中にチャーハンを詰めて
鶏全体をあげたものです。
ドリアも出てきました。
マッシュポテトをクリームソースであえて
チーズをかけて焼いたグラタンも美味しい。
これだけを4人で食べました。
美味しかったなぁ。
そのあとコタイの廃車置場に行って
日野HT2MLの廃車体を見てきました。
全長9mのバスですね。
平成5年式だからKK−ですね。
排ガス規制で首都圏には
もう存在しないと思いますが
DPF装着して生き残ってるかもしれませんね。(調べたら小湊鉄道バスにありました)