エメラルドの瑕疵

先日、とても嬉しいことがあった。
ジム友Fさんから「楽母さんのメアドとか、連絡先教えて貰おうかなぁ」という言葉。

わたし、彼女の事大好きなの(笑)
多分、私より6～7個年上だと思うけれど、明るくて面白くて、いつもころころ笑う人。　レッスン前に３０分ほどプールでウォーキングしながらお喋りするだけの間柄なんだけど、ずうっと笑っていられる。　話がポンポン弾む。

そんな会話から知ったことは、娘さんと息子さんがいるということと、ご主人は亡くなっていること。　去年、私も母親をなくしたけれど、ほぼ同じ時期に彼女もお母様が亡くなって今は独り暮らしをしている、ということ。
あとは、Fという名字だけ。

他にもお稽古事をされていて、そこでも彼女は人気者のようだ。

彼女について知っているのはそれだけで、レッスン前の３０分間ほどのお付き合いなので（お互い）アラも見えないし、だからこそ私は彼女の嫌な面は全く見たことがなくて大好きなのかもしれないけれど。

お母様を亡くされてちょっと気が抜けたのか体調を崩した時に、ふっと、ひとりだとそういう時が不安だわねーなんて、これも笑いながら言っていて、その時に何かあったら連絡してくださいと、わたしの方から携帯の番号を教えようかな、と思っていたぐらい。

でも、なんとなく差し出がましいようでもあるし、今の距離感がいいのかもしれないし、第一、プールの中なので連絡先を教えようにも筆記用具も持ち合わせていない(笑)

そうしたら、この前のレッスン終わりに、次のスタジオレッスンにいつも出ていた彼女が出なかったようで、シャワーを浴びて帰り支度をしているわたしに、連絡先云々、と言ってくれたのだ。

わたしも大好きだけど、彼女もわたしのこと楽しい人、と思ってくれているみたいで、相思相愛(笑)
財布に入れている名刺を渡したら、その日の夕方に「登録してね」とメールが届いた。

男女問わず、わたし、嫌われていないんだ、と思える人に出会えるって、嬉しい。