離婚は子どもを成長させる? | 論理力と読解力が身につく国語教室ミルン@名古屋

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カンやセンスにたよらない『論理的な読み方と解き方』を学んでみませんか?

中学受験6年クラス。

残り3ヶ月となり、総仕上げ段階となりました。


この子たちを指導できるのもあと数回。


一回一回の授業で

わたしは可能な限りのことを伝え、

子どもたちは精一杯学んでいます。



さて、今回の小説の主題は、親の離婚

生徒たちは、離婚の意味はわかるけれど、登場人物の気持ちはボンヤリとしか把握できません。

身近な問題ではないから仕方ない。



現実世界の離婚にはそれぞれの理由があり、いいも悪いもありません。


けれど、中学受験に出題される離婚小説には、パターンがあります。


それは、

親の離婚で子どもが成長する!

というもの。



教育界における長文読解の文章は

何が起ころうとも、主人公は何かを得なくてはならないのです。


親が離婚して、子どもがグレてしまっては教育的によろしくない。

テーマになり得ません。




主人公の成長の軌跡は、文中のそこかしこに散りばめられています。


サッと流し読みしていては見落としますが、文章をていねいに追っていけば見つけられます。


それらを根気よく生徒に拾い集めさせます。


自力で見つけられるよう、適宜ヒントも出します。


すべてを説明して教えてしまったら、子どもの力にはならなのです。


時間はかかるけれど、とにかく子どもに考えさせる。


本番は、先生は付き添ってあげられないのだから。



出来事の順を問われる場合は、簡単な図を描くこと。


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しっかり読んで、問題を解いていくと


読解問題のすべての解答が、ひとつにテーマに向かって集まってくるのが感じられます。


とっ散らかった方向を向いていたら、どこか読み違えているのです。



今日の授業で理解したことは?の振り返りでは、全員が申し合わせたように


「親の離婚は、子どもを成長させる!」

「離婚した親は、子どもに気をつかう!」


よし!その通り!


それにしても、こんなセリフがご近所に漏れ聞こえていたら…と、一瞬周囲をうかがいました。




小説のテーマは数個に絞られます。


それらを機械的に丸暗記させれば効率的なんだけど、経験値の低い小学生は、それじゃぁ忘れてしまうんですよね。


でも、じっくり読んで主人公の心情に共感できていれば、忘れない。


そんなわけで、中学受験生は、5年生までに様々な分野の本をゆっくり味わって読んでおくべし。

 
 
解き方がわかると、ずっと得意になる。
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