1973年1月14日ハワイ・オアフ島で行なわれたエルヴィスのライブコンサート、「アロハ・フロム・ハワイコンサート」が、全世界36ヶ国、15億人以上に視聴され、コンサートでは世界で初めて衛星生中継されました。
地元ハワイでは午前0時に始まったコンサートにもかかわらず、大勢の人がコンサートにおしかけました。日本のゴールデン・タイムの午後7時に合わせたものとも言われています。約2時間続いた世界初の衛星放送に、日本国民が釘付けになりました。
エルヴィスは滝のように流れる汗をぬぐいながら熱唱しました。エルヴィスの額を流れる汗をハンカチでぬぐうファン、汗の付いたタオルをファンに投げるエルヴィス、今でも昨日のようにコンサートの記憶がよみがえってきます。エルヴィスが1977年の今日42歳で亡くなる前の38歳の時のコンサートでした。
コンサート会場は、ニール・ブレイズデル・アリーナでした。ホノルルにあるあの円形ドーム会場でした。あの建物を見るたびに、あのエルヴィスのコンサートを連想します。ブレイズデル・アリーナの入り口には、その「アロハ・フロム・ハワイコンサート」を記念して、ステージに立つエルヴィス・プレスリーの等身大のブロンズ像が再現されています。
今も世代を超えた人気のエルヴィスを真似る人たちは世界で3万5千人もいると言われています。そんなエルヴィスを真似る世界で最年少の4歳の男の子がハワイにいました。1990年のことでした。4歳で歌手暦2年のおどろく才能を持つ男の子でした。ハワイのどこにでもいそうな4歳の男の子は誰にも負けない大きな夢を持っていました。「大きくなったら僕はエルヴィスのようになるんだ」
2011年、ホノルル・マキキ地区で生まれ育ったホノルル・ルーズベルト高校出身のブルーノ・マーズが25歳で、主要部門のグラミー賞獲得の快挙を成し遂げました。この年のシングル世界売り上げ1位と2位を独占しています。「Just the Way You Are」で最優秀男性ポップ・ボーカル・パフォーマンスを受賞しました。4歳でアラモアナSCのセンターステージでエルヴィスを演じていたあの男の子が大きな夢を実現させたのです。
エルヴィスがまだどこかで生きていると信じるアメリカ国民は6%にも上ります。ブルーノだけでなく世界の人々に夢を与えてくれたエルヴィス・プレスリーは永遠に不滅です。
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6月にハワイに行ったとき、友人に手紙を出そうと、アラモアナの郵便局に行きました。「ハワイらしい切手を貼りたい」と言ったら切手のファイルを見せてくれたのですが、そこには私の大好きな「ジョン・エフ・ケネディ」の肖像画の切手が。
迷わず購入しましたが、隣のページにはプレスリー。両面に違う肖像画が描かれているので2枚欲しいところですが、ケネディに比べると倍以上の価格。迷った末買わずに帰宅しましたが、ここで買わないと後悔すると思い、後日1枚だけ購入しました。ところが帰国前日にハワイに住む友人が、もう1枚をプレゼントしてくれたのです。帰国後2まい(裏表)を並べたサイズの額縁を注文し、今は寝室の壁に飾ってあります。現役の頃のプレスリーはあまり知らないのですが、昔勤めていた会社で終了時間になると、プレスリーの「好きにならずにいられない(「愛さずには いられない」だったかしら?)」がかかっていたのが懐かしい思い出です。