介護をしていて最も怖いことの一つ、

 

誤嚥性(ごえんせい)肺炎。

(細菌が口の中で食べ物などに付着し、

それを誤嚥して吐き出せないでいると

肺の中で炎症を起こし、誤嚥性肺炎になる)

 

気管に食べ物が入ってしまうんですね。

 

 

おばあも去年101歳で倒れてからは、

 

 

手足が動かなくなり、

 

 

ごはんはミキサー食にして、

 

私たちが完全介助で食べさせるようになりました。

 

 

 

 

 

そして飲み込む力も弱くなったので

 

結構な頻度でむせます。

 

 

 

ケアマネさんなどいろいろな方に

 

誤嚥のことについて教えてもらいました。

 

 

 

 

誤嚥性肺炎の予防には、

 

・お茶や液体にとろみ粉を混ぜる

 

・呼吸機能を低下させないため、

 鼻呼吸でゆっくり深呼吸

 

・背筋を伸ばす

 

などだそうです。

 

 

 

 

我が家でも

 

とろみ粉を買ったり、

 

飲食時はクッションなどで姿勢を正すようにしています。

 

しかしゆっくり食べさせても

 

やっぱりむせてしまうこともあるので

 

毎日ヒヤヒヤしてしまいます。

 

 

 

 

そんなある日、

 

 

ミカンがおばあにご飯を食べさせている時のことです。

 

一口入れたあと、

 

 

突然、おばあがすごく険しい顔をして、

 

眉間にしわを寄せ、

 

口を大きく開け、

 

そのまま止まりました。

 

 

「ぎゃーーーーーー」

 

 

ごはんが喉に詰まったか!?

 

 

 

 

誤嚥どころか窒息してしまう!

 

 

慌てふためくミカン。

 

 

 

急いで前へ体を起こして、

 

必死で背中を叩く。

 

 

 

ミカンの大声を聞きつけ、

 

モモや母が「どうしたの!!」

 

と集まってきました。

 

 

 

 

しかし、

 

 

おばあの顔は一瞬で元に戻っていました。

↑きょとんした顔でミカンを見ている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさか!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あくび」とうなづいたおばあ。

 

 

 

ミカン「あーびっくりした」

 

 

心臓が縮み上がって

 

大騒ぎのミカンと対照的に、

 

きょとんとして

 

一番冷静なおばあでした。

 

 

 

↑大あくびをしてすっきりしたおばあ。

 

 

 

 

 

 

今回はあくびでよかったですが、

 

相変わらずよくむせます。

 

誤嚥との戦いはまだまだ終わりません!

 

 

 

 

 

 

 

 


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