うつ病ケアとこころのカウンセリング デオグラシアスのブログ

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カウンセラー目線で、感じたこと書きます。
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こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。

今秋は、毎週末台風が来ている感じですね。

今日の関東の強風も、木枯らしとか。

あっという間に冬が始まりそうですね。

 

当方は、うつ病アドバイザーの資格もありますので、よく精神疾患の相談にも応じています。

通常のうつ病であれば、投薬と休息でだいたい治るもの。これが定説ではありますけれど、それでも治らないケースがあったりします。

ひとつは、他の疾患の合併症である場合です。

認知症とか、パニック障害とか、いずれもうつと同じく脳の機能障害でありますから、単に投薬と休息では治りにくいものです。

 

もうひとつ。

うつをはじめとした、いろいろな精神疾患の黒幕的精神疾患がある場合です。

パーソナリティー障害。昔の人格障害。聞いたことがあるかもしれません。

ひと頃流行った境界例とか、自己愛性障害とか。結構治療に結びつけても完治が難しいことがあったりします。

胎児として命を得たときから、愛されていない、大切に思われていないという親や周囲からの波動を受けると、発症しやすいといった報告もあったりします。

境界例は思春期のころから。それを過ぎると落ち着いたり、他のパーソナリティー障害へ変化したりするようです。

 

他者とのコミュニケーションにおいて、相当頑張らないと自我を保つことが難しいので、自傷行為によって自分の存在を確認したり、自己を誇示することや、他人を蔑むことで優位性を保っていないといられない。そんな病気がこじれてうつを引き起こしたりもします。

 

世知辛い昨今です。もちろん、人情味のあるひともいますが。

人のあったかさにふれて、癒されることもあるようです。

人のあったかさの恋しい季節になりましたね。

せめて、そのあったかさを提供していけるカウンセラーでありたいものです。

 

ではまた。

カウンセラーの須賀でした。

おやすみなさい。