春先に亡くなった義兄の新盆に信州を訪ねた。
娘の盆休みに合わせ、旅行を楽しみにしていた孫たちと一緒だ。
少し体調に不安がある長距離、娘と運転を交代しながら、ゆっくり観光を兼ねて出かけた。
日本海を眺めに立ち寄った高速の米山SSで、クロアナバチの巣造りを見学した。
人が行き交う通路沿いに、巣穴から湿った砂の塊りを抱えて後ろ向きで出て来くる。
穴に入り5~6秒すると出てくる。近づいても気にせずにせっせと穴を掘っていた。おとなしいハチだ。
信濃町ICで降り、中学生の孫たち、多少の興味もあろうと「野尻湖ナウマンゾウ博物館」へ。
1948年、湖底で偶然発見されたナウマン象の歯の化石がきっかけとなり1962年から野尻湖の発掘が始まった。
学生だったその頃のニュースが浮かんできた。
歯の化石
一角に"鹿の声 こだま湖水を かける哉” 一茶の句碑
戸隠へ回り長野市へと向かった。
戸隠へ登ったのはもう50年も前、どこをどう歩いたか記憶にないが、断崖絶壁を鉄鎖でよじ登った。
鏡池は静かに美しかった。
湖畔のロッジで鳥類の写真展を見た。許可を貰い、美しい作品の数々を撮らせてもらった。
お昼は、途中いくつも並ぶ戸隠ソバ、「大久保西の茶屋」で美味しい「戸隠流真打そば」に舌鼓、武くん特盛りをぺろり。
長野へ下る途中、戸隠地区の玄関口にある神社 宝光社へ参拝。
駐車場が満杯で、ジイとバアは車で待った。孫たちはうっそうとした杉木立の中を270余段の急な石段を上って参拝してきた。
時間の関係で善光寺参拝は帰りにすることにし、歴史好きの武くんのために川中島古戦場へより、一路妻の実家へ。
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2日目は、安曇野、松本の姉宅を巡る。
つかの間の3日間だった。
帰路は、善光寺さんへお参り、小布施でお土産を見繕った。雨にも遭わず、お盆の渋滞もさほどでなく、無事帰宅した。
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あれから46年、何度も何度も通った第2のふるさと。 土手を歩いた。今年は虫が少ない印象。
ヒメジャノメ もうウラナミジャノメが。
ヤマトシジミ
マイコアカネ ジャノメチョウ雌ヒメウラナミジャノメ 穂ふくらむ 乗念、北アルプス雲に隠れる。ユウスゲ
お天気にも恵まれ信州の夏は美しいです
また、忙しい日常が戻ってきました。
誰もがそうなのでしょう。
数日、山のボランティアが続きます。
ちょっと天気が心配です。