エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

お盆の帰省

2017-08-14 | 日々の生活

春先に亡くなった義兄の新盆に信州を訪ねた。

娘の盆休みに合わせ、旅行を楽しみにしていた孫たちと一緒だ。

少し体調に不安がある長距離、娘と運転を交代しながら、ゆっくり観光を兼ねて出かけた。

 

日本海を眺めに立ち寄った高速の米山SSで、クロアナバチの巣造りを見学した。

人が行き交う通路沿いに、巣穴から湿った砂の塊りを抱えて後ろ向きで出て来くる。

穴に入り5~6秒すると出てくる。近づいても気にせずにせっせと穴を掘っていた。おとなしいハチだ。

  

 

信濃町ICで降り、中学生の孫たち、多少の興味もあろうと「野尻湖ナウマンゾウ博物館」へ。

1948年、湖底で偶然発見されたナウマン象の歯の化石がきっかけとなり1962年から野尻湖の発掘が始まった。

学生だったその頃のニュースが浮かんできた。

  歯の化石

   一角に"鹿の声 こだま湖水を かける哉” 一茶の句碑

戸隠へ回り長野市へと向かった。

戸隠へ登ったのはもう50年も前、どこをどう歩いたか記憶にないが、断崖絶壁を鉄鎖でよじ登った。

鏡池は静かに美しかった。

湖畔のロッジで鳥類の写真展を見た。許可を貰い、美しい作品の数々を撮らせてもらった。

 

  

 

お昼は、途中いくつも並ぶ戸隠ソバ、「大久保西の茶屋」で美味しい「戸隠流真打そば」に舌鼓、武くん特盛りをぺろり。

長野へ下る途中、戸隠地区の玄関口にある神社 宝光社へ参拝。

駐車場が満杯で、ジイとバアは車で待った。孫たちはうっそうとした杉木立の中を270余段の急な石段を上って参拝してきた。

   

 

時間の関係で善光寺参拝は帰りにすることにし、歴史好きの武くんのために川中島古戦場へより、一路妻の実家へ。

*********

2日目は、安曇野、松本の姉宅を巡る。

つかの間の3日間だった。

帰路は、善光寺さんへお参り、小布施でお土産を見繕った。雨にも遭わず、お盆の渋滞もさほどでなく、無事帰宅した。

  

 *********************:

あれから46年、何度も何度も通った第2のふるさと。 土手を歩いた。今年は虫が少ない印象。

ヒメジャノメ もうウラナミジャノメが。

 

  ヤマトシジミ 

マイコアカネ  ジャノメチョウ雌ヒメウラナミジャノメ  穂ふくらむ 乗念、北アルプス雲に隠れる。ユウスゲ

 

 


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (トド伯父)
2017-08-14 21:58:46
良い時間を過ごされましたね
お天気にも恵まれ信州の夏は美しいです
良い時間  トド伯父さん (Unknown)
2017-08-16 10:17:34
遠い実感ですが、現実離れした安らぎのひとときでした。
また、忙しい日常が戻ってきました。
誰もがそうなのでしょう。
数日、山のボランティアが続きます。
ちょっと天気が心配です。

コメントを投稿