MT4 Build825 Build830 不具合対策
MT4がBuild825,830と立て続けにバージョンアップされました。
825のいくつかのバグを修正し830としたのでしょうが、一部のユーザーにとって重大なバグが残されています。
データフォルダのパスに日本語が含まれていると、インジケーター、EAが読み込めないというバグです。
私自身の環境ではこの事例は起きないので気付かなかったのですが、数名のユーザー様よりお問い合わせを頂き調べてみてはじめてわかりました。
日本語が使用されるケースは2つ
1.インジケーター、EAのファイル名
2.PCのユーザー名
1の場合はファイル名をアルファベットに変更すれば良いので簡単ですが、
2の場合は簡単にはいきません。
2の場合、PCのユーザー名をアルファベットに変更すれば良いのですが、難しい操作を伴うようです。
PC全体に影響する事ですから、MT4だけではなく他のアプリや、PCの稼働に支障をきたすリスクがあるのでお勧めしません。
Build830を使用したい場合は、PCのユーザー名を「アルファベット、管理者権限」で新規作成し、そのユーザー名でPCにログインし、MT4を新規インストールすればBuild830で正常稼働できます。
または、PCのユーザー名はそのままで、正常稼働していたBuild765を使用する。
Build765の環境が無ければ、765にダウングレードする必要があります。
MT4を立ち上げていない状態で、MT4インストールフォルダ内の「terminal.exe」を、Build765の「terminal.exe」に差し替えて起動すると、MT4が765で立ち上がってきます。
ライブアップデートを促すポップアップメッセージが表示されますので、必ず拒否が必要です。
Build765の「terminal.exe」は、こちらからダウンロードできます。
後は、バグが修正されるまで気長に待ちましょう。
MT4がバージョンアップする際は、普段使っていて欠かすことの出来ないMT4は即アップデートはせず、稼働できなくなっても問題ないMT4をアップデートしてみるか、新規でMT4インストールしてみて、インジケーターやEAの稼働に問題がないかを確認してから、メインのMT4をアップグレードした方が安全ですね。