名作といえども、観ていてかなり辛くなる作品である。
最後の映画がまるで彼女の半生を模した内容になった。
こんな母親はいないとベルイマンに喰ってかかったと
いわれる彼女だが、本人はどんな気持ちで演じたのか。
子供を愛せない母親と今も母親の愛情を欲しがる娘が
繰り広げる壮絶な口論はどちらかというと舞台向けで
観客も逃げ場を失い疲弊するばかり。唯一理解者の夫
がナレーションを担当する場面だけが落ち着いている。
精神的虐待から逃れられない娘が必死に訴えようとも
まさかという面持ちの母親は意にも介していない様子、
あげく身障者の妹を引き取って住まわせていたことに
腹を立て「早く死ねばいいのに」とまでいう始末である。
この母親には良心の呵責がなく結局は娘のひとり相撲
になるが諦めない娘がまた母親に手紙を出すから怖い。
★★★★
公式サイトはこちら
最後の映画がまるで彼女の半生を模した内容になった。
こんな母親はいないとベルイマンに喰ってかかったと
いわれる彼女だが、本人はどんな気持ちで演じたのか。
子供を愛せない母親と今も母親の愛情を欲しがる娘が
繰り広げる壮絶な口論はどちらかというと舞台向けで
観客も逃げ場を失い疲弊するばかり。唯一理解者の夫
がナレーションを担当する場面だけが落ち着いている。
精神的虐待から逃れられない娘が必死に訴えようとも
まさかという面持ちの母親は意にも介していない様子、
あげく身障者の妹を引き取って住まわせていたことに
腹を立て「早く死ねばいいのに」とまでいう始末である。
この母親には良心の呵責がなく結局は娘のひとり相撲
になるが諦めない娘がまた母親に手紙を出すから怖い。
★★★★
公式サイトはこちら