長沼はぐれグルメ旅(前編) | 札幌発 B級グルメ放浪記

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札幌のB級グルメを食べ歩きしながら、まちの魅力を再発見



最近、市外に出掛ける時は、
そこに美味しいパン屋さんがあるかどうかがポイントになっています。


…ということで、長沼にやってきました


ナビに言われたとおりに、
中心部を抜け、丘陵地帯を走り、砂利道を登っていきます。

昔、家族で来たことのある「ハイジ牧場」の近くなのに、
ちょっと道が違うだけで、見える景色も違うもんですねぇ



ここまでは、順調だったのですが…



なんと、ここで、頼みのルートガイドが終了 ( ̄□ ̄;)!!
牧場の入口はあるけど、パン屋さんなんてないよー



本当にこの辺なのかなぁ…
ん? 道路脇に見えるあの超控えめな矢印が案内看板では


左に曲がると、車がすれ違うこともできないほどの道幅
やっと、向こうの道端に車が停まっているのが見えてきました。




どうやら、ココが駐車場みたいですね。
横に広がっているのは、小麦畑でしょうか :*:・( ̄∀ ̄)・:*:




「白樺の~ 並木を行けば~♪」
白樺の林の向こうに見える建物が目的地のようです



もう、たどり着けただけで感動ひとしお。
それにしても、人里離れた所でやっているんですね (^_-)☆



周囲の大自然の中に溶け込むような佇まい。


ドアを開けると、2つのテーブルの上に丁寧にディスプレイされています
パンは自分でトレイに取るのではなく、お店の方にほしいパンを伝えるスタイル。


お店は、優しげな女性1人でやっている様子。
ちょうど先客がパンを買い終わったところで、我らの順番 (o^-')b

とそこへ、店主の電話が
「出てもいいですか」
「ええ、どうぞ」
店主は、電話の向こうの人に、お店への道順をあれこれ説明しています。

やっぱり、迷う人が多いんでしょうねぇ… (;^_^A



自家製酵母や「馬追の名水」を使ったハード系やソフト系のパンのほか、
スコーンやビスケット、タルトなどのおやつ系も充実。

一人で切り盛りしているので、それなりに時間がかかりますが、
後から入ってきたお客さんも、穏やかな時の流れに身を任せています。


駐車場に戻るや否や、当然のように実食


「クロワッサン」 180円。
「サク、フワ」とは間逆の、「ザク、モチ」タイプ (☆。☆)
まるで鎧を着たような硬さで、しっかりとした噛み応えがあります。
これまで食べてきた数々のクロワッサンのどれとも違う超個性的な逸品。

バターのコクもあって美味しー (≧▽≦)

パンというより、おやつ感覚って感じですが、鬼嫁も大絶賛 


ちなみに、他に購入したのは…


「くるみといちじくのライ麦パン」 420円。
ライ麦の独特の酸味がありますが、嫌らしくない。
くるみのコクと、いちじくのジューシーさが出会うと、もうテッパンです (^~^)




「リュスティック/トマトと…」 240円。
ナチュラルチーズとジェノベーゼソースの2種類。
水を使わずにトマトだけで捏ね上げたというだけあって、
ほんのりトマト色した生地は、とてもしっとりしてて、風味がいい



「焼きリンゴのカスタードロールケーキ」 160円。
しっとりとした生地に焼きリンゴが練り込まれています。

「タルト/キャラメル+ナッツ」
 280円。
キャラメルに絡んだ数種類のナッツと、そば粉を使った生地。
深い味わいです (*^▽^*)



もとは札幌でやっていて、2011年(平成23年)に移転オープン。
辺りにはカフェや工房なども多く、長沼の新しい巡り方を発見できました (^_^)v



夕張郡長沼町東9線北2番地
  POTORI BAKERY (ポトリベーカリー)


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