こんばんは、ぷちっと★くりえいとのねり子です
ようやく時間が出来たので、先日の記事に書いた久々のオリジナル作品「少女たちの夢」について
HPの説明文のみでは書ききれなかったこと(というかHPの説明文、どうにか限られた文字数の中に思いの丈を押し込めようと推敲した結果、ちょっと変な文章になってて恥ずかしいんですが…w)や、制作中に私が考えていたことを書き綴ります。
(Creative Award 結果発表ページ:http://www.padicoaward.com/result/)
受賞ページにはプロのカメラマンさんが撮ってくださった写真もあるので是非見てみてください♪
当たり前ですが、私のiPhoneカメラで撮る写真とは違ってもんのすごい綺麗です…!
審査員の「a.k.b」様からのコメントも頂いております♪
受賞ページ→http://www.padicoaward.com/result/detail07.html
さて、ここからはつらつらと色々な思いを語るだけで、おそらく蛇足に近い話となるので
「解釈は人それぞれ!自分なりの解釈のままでいたい~!!」という方は、写真だけサラーっと見て回れ右してください・・・(´∀`;)
最初に…こちらが、作品の全体像です
前のブログにも書きましたが、今回のテーマは「カワイイ」でした。
私の考える「カワイイ」は「小さくて可愛いものがぎゅっと詰め込まれた世界観」
そして「ハーティーソフトの砂糖菓子のような質感」です。
ハーティーソフトの質感と、それが活きる「パステルカラー」中心の色合いを大切にしつつ
いつの日か迎えに来る王子様に憧れた、かつての「少女たち」
魔法少女やプリンセスに憧れている、今を生きる小さくて可愛い「少女たち」
そんな彼女たちが今夢見ているもの、昔夢見ていたもの、憧れ、キラキラした世界を
この作品内に出てくる3人の「少女たち」に託して、一つの作品の中にぎゅぎゅっと閉じ込めました。
また、本テーマや作品の世界観とは別に、自分の中で掲げたテーマ・目標が二つありまして。
一つは「それぞれの小物単体でも十分に“一つの作品”として見れるぐらいに、可愛く、クオリティが高いものを作ること」です。
それぞれの小物に妥協を一切許さず、その小物たち単体でも「一つの作品」として成り立つレベルに仕上げて(←当社比ではありますが…)、惜しげもなくたっぷりと詰め込んでおります。
頑張った分、一つ一つの小物たちが引き立て合って、作品が映えたかなと思います(´∀`*)
そしてもう一つは「いつか誰かの手に渡ること」を前提に作ることです。
この作品を手にした人が、自分の机や棚の上にちょこんと置いて、仕事や勉強の合間に「ああ~『カワイイ』なぁ~」としみじみ眺めてほっこりできるような作品であってほしい
そんな想いを込めております。
ではなぜ「誰かの手に渡った時のことを前提に作ったか」といいますと…
この作品を作っていく中で「この小物はこうやって作ればいいな」という、以前作ったことがあるようなもの(ウェディングケーキなりティーカップなり)もいくつかありまして。
それは「いやいやこんなの無理だって~!」というモノに(良い意味で)とことん挑戦させてくれる、自分一人では決して作らなかったであろうモノを作らせてくれる人、自分の技術を鍛えさせてくれる人…
つまり、粘土フィギュアの受注をしてくれる人がいたからだ、ということに気が付きました。
そして、自分にフィギュアを頼んでくれる人がいることのありがたさにも改めて気が付きました。
また、そんなことを思った時に、ふっと「この粘土があったおかげで、こんなに色々な物が作れるようになった、こんなにたくさんの人と出会うことができた」と、粘土にも改めて感謝の気持ちが湧いてきました。
なので、(とんでもない大口を叩いていることは重々承知で…)今回の作品は、私の作品を好きでいてくれる人やパジコ様に、今までの集大成としてこの作品を贈るつもりで。
そして「この粘土でこんなにたくさんのモノが作れるようになりました!そしてこんなにたくさんの方との繋がりが持てました!本当にありがとうございます!」という感謝の気持ちを伝えるつもりで、制作しました。
多分パジコ様がこのブログを見ている確率は0%に等しいとは思いますが(苦笑)、作品を通して、パジコ様に少しでもこの気持ちが伝わっていればいいなと思います
近頃は、色々とあって少し気持ちが落ち込むこともありましたが
今回の受賞は、自分に作れるものを最大限に生かして、これからもこの粘土と一緒に頑張っていきたいなぁと改めて感じさせてくれる出来事でした。
また、受賞の際の記事(PADICO Creative Awardに参加しました)でも少し話しましたが
素敵な受賞作品の数々を拝見して、今の自分に足りないものも見えてきました。
今回の受賞に奢らず、これからはそこを補う努力をして、どんな無理難題なジオラマフィギュアの制作も二つ返事でOKできるぐらいの粘土作家…及び、同人粘土作家になれるように頑張っていきたいです。
…さて、こんな感じで思いの丈をつらつらと書き綴りましたが、なんとまぁ、まとまりのない…
とにかく、作品の見た目そのものも、様々なモノをぎゅぎゅっと詰め込んでおりますが
見た目だけでなく、作者の様々な想いもぎゅぎゅっと詰め込まれている作品なんだよ!!!…ということだけでも伝われば幸いです(´∀`;)
改めて、PADICO Creative Award運営様、審査員の皆様
いつも様々なおちびやジオラマの制作に挑戦させてくれる、受注者の皆様
作品を作っている間、家事や精神的援助をしてくれた、相方
そして、今回私の言う事を機嫌良く聞いて本当に頑張ってくれた相棒、ハーティーソフト
本当に、本当に、ありがとうございました!!
そして、いつも応援してくださる皆様
これからも頑張っていきますので、応援してくださると嬉しいです!!