小林みどりです。
田舎にお住いの皆さん
そろそろ柿の消費も終盤戦と
いったところでしょうか。
さて、近所に住む夫の祖母が
大量に柿を持ってきてくれた時の
我が家毎年恒例のやりとり。
「みどりちゃん
こっちの袋が『さわし柿』ね♡
で、こっちの箱が『きざわし』ね♡
さわしてある方が傷みやすいさけ
そっちの袋から食べた方が
良いと思うわ~。」
私は金沢に嫁ぐまで
柿を食べる機会がほとんどなく
全く知らなかったのですが
渋柿って、アルコール等で
見た目を変えず
渋抜きができるんですね。
お恥ずかしながら
渋柿は全て「干し柿」に
加工されるんだと思っていたので
祖母から焼酎で渋抜きを
する方法を教わった時には
食文化って凄いなあ!と
感動したものです。
同時に
渋抜きした柿は「さわし柿」
木からもいですぐ食べられる
柿のことを「きざわし」と呼ぶと
いうことも初めて知りました。
金沢弁?
北陸の方言なのかしら??と思い
いつものこの本で調べてみたのですが
加賀・能登アイサの生活語辞典
Amazon |
さわす→柿の渋を抜く、とは
書いてあったものの
「きざわし」という記載は見つからず。
ネット検索してみたら、ちらほらと
見つけることはできたので
柿と接する機会が多い
方々の間では全国的に使われている
言葉なのかもしれません。
今回調べてみて、さらに感動したのは
「きざわし」が「木ざわし」だったこと!
(漢字で書くと木醂、木淡)
生(き)しょうゆ等の言葉もあるので
そのまま食べられるYO!的な
イメージで「生ざわし」かと
ここ数年思い込んでいたので衝撃でした。
なるほど〜
木に実らせたままさわす、かあ。
ふむふむ〜。
祖母がよく
「あんさん(あなた)は
『さわし柿』と『きざわし』と
どっちが好きや?」
と聞いてくれるので
長年食べ慣れている人にとっては
味も多少違うようなのです。
田舎とは切っても切れない果物、柿。
私にもいつか
違いが分かる時がくるのかしら?
毎年かなり大量に持ってきてくれるので
正直、一瞬「おおう・・・」と
怯んでしまいますが
↑状況的に題名もツボなんでしょうか。
声が好きで小学生の頃良く聞いてました・・・♡
せっかく季節のものを
笑顔で持ってきてくれたのだから
楽しく食べたいじゃないですか。
日々いかに美味しく食べるか工夫中です♪
今年はTwitterのフォロワーさんから
「柿プリン」の作り方を
紹介していただいたんですよ〜
何と、柿と牛乳をミキサーで合わせて
冷蔵庫で冷やすだけ!!
凄いですね〜(←大雑把)
柿の自然な甘さが上品だと
家族からも大好評♡
ミキサーに先に柿を入れ、牛乳は
そのひたひたより若干少なめ、くらいで
ちょうど良いように思います。(←大雑把)
ぜひぜひ試してみてください♪
ではでは。また次回♪♪♪
※「きざわし」の理解を間違えていたので
2021年9月に少々修正しました。
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小林みどり