4月12日、栃木県塩谷町の「オキナグサ」群生地
絶滅危惧種に指定されている野草の貴重な自生地です
オキナグサ
キンポウゲ科オキナグサ属の多年草、環境省絶滅危惧II類
花後の種が付いた白い綿毛の集まりを老人の頭にたとえて「翁草(オキナグサ)」といいます
今年は開花が早く、花の最盛期からは一週間ほど出遅れました
相変わらず足の踏み場のない群生地、約4000株が自生しているとのこと
草丈10㎝ほど、下向きに花を咲かせます
葉、茎、萼片は白い毛で覆われています
花
暗赤紫の花弁に見えるものは実は萼片です、黄色い葯とのコントラストが綺麗ですね
最初は下向きに
咲き進むと上を向いてきます
花が咲き終わると果実作りはじめて萼片が落ちます
やがて綿毛が出ててきてフサフサの白髪の出来上がりとなります
その他気になった花だけ
フデリンドウとウマノアシガタ
今年もいっぱい咲いてくれました
見頃は過ぎてしまいましたが、これからはふさふさの綿毛が見られるようになると思います
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2017.04.12 オキナグサ群生地 2017