アソビデスカ?? | バンダ家のブログ

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このブログでは全日本男女バレーの活躍、バレーボールの奥深さ・おもしろさを感じてもらえると嬉しいです!

特に男子バレーを中心に書いていこうと思います。

 久々の女子に関する話題。



水曜日からエリツィン杯が開催されています。



ここまでの結果はブルガリアに3-1、カザフスタンに3-0と2連勝です。




さーっと試合を観戦しましたが身長10センチほど高い相手によく勝てていますね笑。ってことです。



身長が有利なスポーツで、手を伸ばすと2倍の差が出るので20センチ指向で負けてる相手に優位に立てています。




これってほんとすごいことだと思います。本来ならパワーと身長で高校生とプロくらい差があるにも関わらず技術でそれを圧倒的に補える。



日本の女子バレーはよく頑張っていると思います。




また試合を観て大人相手に子供が遊んでいるようにしか観えませんでした。





遊び①ーーー木村のサーブ


 木村のサーブは世界一効果率の高いサーブではないでしょうか。打つ前は『どこ打とっかなー』みたいな顔しています。サーブで相手が嫌がるところを狙い、相手が苦しむところを楽しんでいるようです。どこかのジャンプサーバーのようにミスしないだろうか…と考えている要素は一切なし。これは木村の技術が圧倒的に精神を支えていると思います。遊び感覚が彼女のサーブの秘訣のようにも感じます。




遊び②---山口のネット際


 山口が全日本に戻ってきましたがネット際がほんとにうまい。ブロードなんか相手がブロックについてもそれを『さようならーー』とでもいってるかのような滞空力。空中でぎりぎりまで移動し、ブロックがいなくなったところで打つ。【さようならブロード】は高いブロッカーでも相手になりませんね。  



遊び③---宮下の押し合い


 押し合いはほとんどパワー高さは関係ありません。センスです。相手より先に押してはダメです。肩に力を入れる。腹筋に力を入れる。その入れ方とタイミングが大事で、どんなに細身であってもセンスがあれば押し合いで失点はしません。もし負けても自分で拾ってチャンスにすればいい。宮下をセンターに入れることはなかなかいいと思います。ブラジル・アメリカに通用するか分かりませんが。。。彼女もネット際を楽しんでます。





この遊びのような感覚は非常に大事だと思います。相手を嫌がらせる。相手をプレーで翻弄する。この感覚が全日本女子の強さにもなっていると思います。







今日はロシアと準決勝ですが今のロシアには勝ちたいところ。



ただ一つ不安が。。。



それはあの速いバックアタック。両サイドから攻撃しているので速いバックアタックでクイックの役割をしていますが、速い攻撃のせいで助走が全くとれず(というより意図的に省く)ことで高さが落ち、ブロックにかかりやすい、またはレシーブされやすい。特に江畑のように助走とバックスイングで高さを出す選手にとってはあってないと思います。完全に2ndテンポ。
長岡のように助走がとれなくても高さがでるならいいですが、木村や江畑は苦しそうです。




まだ練習量が足りないのが原因ならいいですが、今やってるバックアタックがこれからも続くなら厳しそうです。ですが非常識なことがこれから全日本に必要。ダメだったらまた進化させればいい。





今日のロシア戦勝って決勝に行きましょう!

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