こんにちは。夢分析の心理カウンセラーやなぎです。

今回のタイトルですが、通常なら漢字で書くところを、今回はカタカナのほうがピンと来たので、あえて今回のようなタイトルにしました。


さて、正月が明けてから少したちました。


私事ですが去年の暮れから正月にかけてドタバタしていました。


それに伴って、色々思ったこと、感じたことがありました。





それらについては詳しくはここに書きません。


書くことがはばかられるような内容ではないのですが、それをここに書いても気持ちいい思いを抱かない方のほうが多いと思われるからです。


ボンヤリ書くとすると、ネガティブとされる感情だということです。






ところで、あなたはネガティブな感情、持っていませんか?

・～が憎い

・～がキライ

・～が怖い、などなど。


人間であれば、何かしらそういう感情を持っていて当然です。





ただ、そこでその感情に呑み込まれてしまうか、それを客観視できるかで大きく異なってきます。


「～がキライだ！憎い～！」という感情に思考や行動が囚われてしまうのか、それとも「～がキライだとか、憎いという感情を自分は持っているのか～、そうか～」と客観視できるか。


後者であれば、そして、そこに問題意識を感じるのであれば、その感情に対応したり、それを整理したりすることができます。前者ではそれは困難です。





ここでタイトルの『ヒゲキ』が出てきます。漢字で書くと『悲劇』です。


ネガティブな感情を持つことそれ自体は致し方ないことです。その感情が生じた理由なり原因というものがあるはずだからです。


なので、ネガティブな感情があること自体は否定しないでほしいのです。


ただ、それを持ち続けることに自身で納得できるかという問題に対する答え、そしてそういった感情を持ち続けた結果がどうなるかのシミュレーションは必要です。






これについて考えるのに役立つのが、『悲劇』なのです。ハッピーエンドの物語だと、問題点が明らかになりません。


例として、私も大好きなマンガの『ワンピース』は、基本的には救いがある内容となっているという点ではハッピーエンドの物語となっています。


『ワンピース』から教えられることはたくさんありますが、自分の感情の問題点を明らかにするには少し不向きかもしれません。





おススメなのは、救いがないようなエンディングとなる悲劇です。ただ、そういうのは、文学とかアーティスティックな映画に多いように思います。


ヒゲキは元気さとか明るい気持ちとかをもたらしてくれることはありません。


しかし、絶望や恐怖を感じさせてくれることによって、ある種の反面教師になってくれます。


そして、人生のネガティブな一端を垣間見せてくれることによって、人生の深さというものを教えてくれます。


ただ、ヒゲキの登場人物に自分を重ねないようにご注意を。


登場人物は登場人物であって、あなたそのものではないからです。



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