かすていら的な生活。― せめて翌檜でありたい。―

迎えた団体戦の日。

コンビニで買い物をしていた主将がみんなに置いていかれてバスに乗り遅れるというハプニングがありましたが、なんとか全員無事会場にたどり着きました。

団体戦は１４人登録できますが、今回は私は九将に座ることになりました。

これまで私は大将か七将にしか座ったことがないので、九将は初めてでした。

ちなみに、今回のオーダーのコーディネートには私は関わっていません。

新部長の采配にも注目です。


１戦目は、前回大会４位の徳島大学と。

なんと３大会連続で初戦でぶつかることになりました。

前々回は２－５負け、前回は５－２勝ちでしたが、今回はどうなるでしょうか？

オーダーはこうなりました。（左が広島大学です。敬称略。）


大将戦　　大平－石原　　有利

副将戦　　井居－武富　　有利

三将戦　　名越－佐藤　　不利

四将戦　　坂元－上田　　有利

五将戦　松本晋－大谷　　不利

六将戦　　　原－寺谷　　不利

七将戦　瀬戸川－篠原　　有利


オーダーの右に書いた「有利・不利」は広島大学視点での対局前の私の予想です。

当たりはまあまあのように見えます。

私の対戦相手は大谷さんという１年生ですが、どこかで見たことがあるような・・・

戦型は、大谷さんの四間飛車に対して私が右四間飛車で対抗、相穴熊になりました。

がっぷり四つから私が積極的に仕掛けましたが、焦点に放った歩が蛇足で、直後に成り捨てることに。

で、その歩を端攻めに使われ、苦しくなりました。

自陣に金駒を投入し、龍を中段に引きつけ、粘り続けました。

苦しい形勢の中、集中が一時的に切れてふと顔を上げると、盤の周りには人だかりができていました。

これは・・・３－３残し！

気合いを入れ直してなおも粘り続けましたが、相手の的確な指し手の前に屈してしまいました。


　大平×－○石原

　井居○－×武富

　名越○－×佐藤

　坂元×－○上田

松本晋×－○大谷

　　原×－○寺谷

瀬戸川○－×篠原


３－４負け。

初戦から遅延した上に戦犯となってしまい、大変申し訳ありませんでした。

後で分かったことですが、大谷さんは山陰学生王座のタイトルを取ったこともある、あの大谷くんでした。

１年前の中四で、彼が鳥取大学のスーパーエースのうさぎさんと共に大活躍している姿を見て、鳥大のルーキーの子強いなあと思った記憶があります。

なるほど、道理で強かったわけですね。部長、初戦から当たりキツイっす。勘弁してよ。（笑）

対戦する前から「大谷っていう苗字からして強そう。野球とかやったらエースで４番なんだろうな」とか思っていましたが、やはり私の見る目は正しかったですね。（笑）

３－４負けは９０中四５戦目の岡理戦以来。

その時は広島大学は０－５でＡ級から陥落、当時１年生の私の個人成績は１－４で悔しい思いをしましたが、その時の嫌な記憶が蘇ってきました。

そういえば、あの時の初戦（島大戦）も３－４負けだったな・・・

次回に続きます。