いつも倹約しんちゃんを読んでいただきありがとうございます。

花粉の季節も終わろうとしているのに、外に出ると鼻の調子が悪くて困っている毎日です。

天候による気圧の変化のためか、腰痛がぶり返しそうで、いつまた「ギクッ」といきそうなので慎重に行動しています。



投稿予定日だった昨日から今日まで、新車購入に伴う手続きから本日の納車でようやく一段落したところです。



先日の夜勤明けの休暇は久しぶりのフリーな休暇だったので、ゆっくり冷やかし程度の受験勉強をしようと思っていましたが・・・

休暇に入る前日の昼間、実家から珍しく電話がかかりました。

私はその日の夜が夜勤最終日で、いい感じで眠りについていたのに起こされてしまって、その後は寝付くことなく横になっただけでした。

この夜勤は真面目に働いていたこともあって寝付きが良く、スゴくいいリズムで寝起きしていましたが最終日で崩されました。

DHCから発売されている「リラックスの素」という、以前、「集中リゲイン?」のお話を投稿した時に出てきた「テアニン」という成分のサプリメントの効果と思いこむだけでよく眠れました。

 

 

集中リゲイン?


元々は勉強の集中力を高めるために求めた成分でしたが、肝心の受験勉強には手が着かずに仕事人間になっていました。


話を戻しますが、実家からの電話の内容は洗濯機でエラーコード「C5」が表示されて洗濯が正常に終了しないとのことでした。




エラーコード「C5」の内容を調べてみると「水道水が給水されていないとき」というものでした。

 



家族の話では給水はされているが、洗濯槽に水がぜんぜん溜まらないという重要な情報をもらいました。

この時点でエラーコードの内容が現状と一致しないことがわかり、排水弁がしっかり閉まっていないのが原因だと考えました。

洗濯機としては洗濯槽内に水が溜まらないので、水道水が正常に給水されていないと誤ったエラーコードを表示していたわけです。

原因が何となく分かったところで、使いそうな工具類を用意して帰省に備えました。


夜勤明けの朝、ちょっとお昼まで仮眠をするつもりがガッツリ寝ちゃって目覚めたときは夕方でした。

過ぎた時間は取り戻せないので、とりあえずイオンラウンジに行って無料の目覚ましコーヒーを飲みながら日経新聞を流し読み。

日曜日でもあったのでハッピーゲートに10枚のWAONカードを読みとらせて20WAONゲット。

イオンモール三光のガソリンスタンドに寄ったり、値引きタイムの食品売場をウロウロしていたらあっという間に夜になっていました。


深夜に実家に到着しましたが、その日は入浴だけしてそのまま寝ました。

睡眠が十分だったので、早朝から洗濯機の修理に取りかかり、まずは現状確認のためそのまま運転して異常の再現を確認。

 

下の写真は水が補給されているのですが、いつまで経っても水が溜まらずにエラーとなります。



電話で事前に聞いていたとおりの状態だったので、まずは洗濯槽内の回転部分の部品を外します。

 

 

 



すると、いきなり異物を発見!

 



10円硬貨が2枚、回転部品にハマリ込んでいるではありませんか~


この20円は今回の私への工賃としてコッソリいただきましたが、この10円硬貨が故障の原因ではありませんでした。

 

この洗濯槽内には水が溜まらない原因となる異常が見つからなかったので、掃除をしてから元に戻しました。

 

 

 

 

今回の異常は洗濯機本体の下側にあることが確定したので、洗濯機の裏蓋を外して排水装置の見える状態にします。

 

 

東芝製の洗濯機は壊れにくいということで、我が家ではずっと東芝製の洗濯機を購入してきましたが次回は東芝ブランドとして買えるのか心配しています。

 

 

洗濯機に水を供給するラインを止めるため、水道の蛇口を閉めます。

 

 

普通のご家庭では見かけることのないハンドルですが、これは過去の記事でご紹介させてもらった「ポンパミニ」というウォーターハンマー現象を抑える水撃防止部品です。

 

洗濯機の水栓の「ウォーターハンマー」対策

 

 

 

作業スペースの環境の関係で洗濯機本体を横に倒すため、給水ラインの接続を外します。

 

水道水の蛇口を閉めた後にこの接続部分を外さないと、大量の水を浴びることになるので作業順序にはご注意ください。

 

 

 

漏電防止のためにコンセントのプラグも外しますが、アース線は接続したままの状態にしておくと安心です。

 

 

今回は実家2階のベランダに設置された洗濯機の異常でしたので、狭いベランダで修理を行うので本体をその場で横倒しにしました。

 

洗濯機本体の裏蓋を固定する4本のクロス(プラス)ネジを全て外し、裏蓋を横にスライドさせることで取り外せます。

 

 

裏蓋を外すと洗濯槽の外側と複数の排水ラインが見えるようになります。

 

 

今回の異常はこのメイン排水ラインのストッパーに原因があると睨(にら)んで周辺部品を順番に外していきます。

 

 

洗濯機本体から家の排水口に繋がるホースを外すため、ホースクリップを外します。

 

 

 

 

つまみをつまんだ状態で下側にずらすことでホースが外せます。

 

 

ホースを外した状態ですが、元々接着剤で固定されていたようです。

 

肌色の接着剤が残っていることが下の写真でも分かっていただけると思います。

 

 

排水ホースを外した部分を真下から覗き込んだ状態ですが、この時点で排水ストッパーである黒色の蛇腹ゴムに何か異物が挟まって隙間が出来ていることが確認できます。

 

 

拡大した写真ですが、何か黒色の長い金属のようなものが挟まっています。

 

この異物が排水を止める弁が閉まるのを邪魔して、洗濯槽内に水が溜まらない状況を生み出しています。

 

 

異物を取り出してみるとヘアピンが現れました。

 

洗濯物のポケットの中に残されていたものだと思いますが、洗濯前に取り出し忘れたものが洗濯中に出てきて流れ着いたようです。

 

 

 

 

異物のヘアピンを取り出したあとの状態ですが、排水ストッパーである黒色の蛇腹ゴムが正常な位置に戻って排水ラインが完全に閉まった状態になりました。

 

 

異常の原因を取り除いたので、試運転してみると今度は「C1」のエラーが発生しました。

 

 

今度は排水異常を示すエラーなので、排水ストッパーである黒色の蛇腹ゴムを取り外して全体的に掃除をしました。

 

 

スッキリ綺麗に掃除できたところで元通りに組み上げて、再度試運転して正常に運転するようになりました。

 

 

今回の修理で使用した工具はプラスとマイナスのドライバーだけです。

 

マイナスドライバーはネジ回しではなく、狭い部分をこじ開けるレバー代わりに使用しただけです。

 

 

今回の異常は洗濯機本体の性能が原因ではなく、使用者のちょっとしたミスで起こったものでした。

 

交換が必要な部品が出なかったのが救いで、もし、交換部品があれば今回の一時的な帰省では解決できませんでした。

 

電器屋さんを呼んでも機種ごとに異なる部品を常時在庫していないので、部品到着まで洗濯機は使用できなくて大変なことになっていました。

 

最悪の場合、洗濯機を買い増して据えつけなおすことになってました。

 

洗濯物を洗濯槽に入れる前に、ポケットの中にモノが残っていないことを確認されてくださいね。

 

 

■2020年追記

たくさんのアクセスをありがとうございます。

毎月、上位3位内にランクインしている記事となっています。

ご質問いただいた内容を投稿していますので、よろしければこちらもご参考にされてください。