「社会のために」が取材される | マスコミに取材される方法

マスコミに取材される方法

新聞社とTV局に21年。PR会社に1年。その経験でプレスリリースの発信とマスコミ登場をサポートします。

 

新聞記者時代、

新商品を開発したという経営者に

「何を目指して開発したのですか」と聞くと

「儲かると思ったので」と言われ、脱力しました。

正直な方だなと思いながら取材を続けましたが…。

 

儲かるとは大勢の支持

 

儲かるということは

需要があるということ。

その需要がなぜあるかの理由は

困りごとの解決や不便の解消。

そう考えると

先の経営者は発想の手前の部分を話したのでしょう。

どうしたら儲かるのか。

一生懸命に考え、何かに着眼し、

取り組んでみた結果が新商品ですから。

 

儲かるという言葉を「大勢の支持」と言い換えることもできます。

 

社会のための部分を語る

 

つまり、社会を考えてのこと。

社会のためにと願ったのですから、

記者に対して、その部分をきちんと説明してください。

 

社会などどうだっていい。

お金が入ることだけ考えた。

そういう会社もありますが、

メディアは逆の意味で興味を示すはず。

裏側のからくりや手法などに。

 

記者をファンにさせるほど


取材した中で「美しい」と思ったのは

経営者が本気で社会を変えようと思い、

世に出したら大きく支持された話。

 

その経営者が話すことに嘘が無く、

言葉に心が乗っていると感じ、

大きな記事にしようと強く思いました。

 

記者をファンにさせる経営者は、

何度もメディアに登場するのです。



元新聞記者、テレビ局デスク

メディアコンサルタント・荒川岳志

 

 

 

 

 

 

 

 

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