あなたが目指すマスコミ登場<商店・サロン> | マスコミに取材される方法

マスコミに取材される方法

新聞社とTV局に21年。PR会社に1年。その経験でプレスリリースの発信とマスコミ登場をサポートします。

 

これから数回に分けて、

業種別のマスコミ登場の考え方を書きます。

どんなメディア登場が理想なのか、

逆算して実践してもらうための考え方です。

 

あくまで私の経験と考えで、

これが絶対というものでもありませんが…。

 

マスコミから取材されたいという多くの人が、

本当に目指すべき形を理解していないと、

私が勝手に思っているので、

考え方を整理したい意味もあります。

 

今回は「商店やサロン」。

つまり、お客様が地域の方がほとんどという場合。

これは著書でも書いた主軸の話です。

 

お客様はどこにいますか?

 

あなたはサロン経営者または商店経営です。

あなたのお客様はほとんど、

あなたが移動できる範囲からやってきます。

商店ではネット販売という手もありますが、

それは少し特殊な場合ですから、

地域に対面で向き合う仕事だと仮定して、

話を進めていきます。

 

 

あなたの業種にもよりますが、

私が勧めるのは「地域で最も影響力のある新聞」。

一般紙で地域最大部数を発行する地方紙。

これがあなたの目指すメディア登場の場です。

 

お客様の層が中高生だとしても、

中高生が読まないであろう「地方紙」(地方新聞)に

まず照準を合わせて考えてください。

 

もし、主婦や中高年以上がお客であれば、

地方紙はど真ん中のメディアです。

 

あなたがどういう状況を目指しているのか、

自分自身で思い描いてください。

想像してください。

こういうことだと思うのです。

 

地域との関係が大切

 

地域の人に愛され、信頼され、

店内はいつもにぎやかで客足が途絶えない。

それは商店の場合ですね。

 

サロンもそうです。

地域の人に愛され、信頼され、

いつも予約でいっぱいになる状態。

それが理想です。

 

その理想を創り出すために、

あなたが地方紙に登場する場合、

どこの紙面にどんな状態でニュースになると、

あなたの理想をサポートするメディア登場になるでしょうか。

 

 

商店の場合は、

地域に愛される、あるいは地域愛に満ちた経営者。

そうした記事で社会面または生活面に載る。

それが最も、信頼される道でしょう。

 

では、そうした社会面や生活面の記事として

取り上げられるにはどうしたら良いでしょうか。

安売りセールは…チラシでどうぞと言われます。

10周年感謝セールも同様です。

 

記事になるためには、

あなたが少し、考えて動かなければなりません。

地域の人が喜ぶ「ニュース」になるには、

地域の人と何かをするハブになったり、

あるいは地域の実情が分かるような、

商店街の向上に向けたアンケート調査をするなど、

少し考えて行動して、

その途中経過や結果をまとめて、

新聞社がある記者クラブに出してください。

 

それが地域のためになる情報で、

他の地域も参考になるものならニュースです。

 

あなたの長所を外に向ける


サロン経営者はおそらく、

こうしてインターネットでも予約を受けるので、

ブログ集客を第一に考えているでしょう。

でも…でもですよ、

インターネット集客は「内向き」な動き。

自分だけにベクトルを向けた動きですから、

マスコミ取材はほとんど来ません。

 

あなたの長所をフル活用しながら、

地域に関わってほしいのです。

アイデアは山ほど出るはずです。

ありふれたことではなく、

こんなことがあれば面白いだろうなと、

自分がワクワクするアイデアを出し、

地域にとって欠かせない人になる。

 

このベクトルは「外向き」です。

 

地域の人たちと上手に関わり、

地域のための一角としてあなたのサロンがある。

そういう気持ちを忘れずに、

新しい動きをしていった先に

新聞の生活面登場があって、

さらに信頼されて喜ばれ、

ネット検索も急上昇するというイメージ。

 

 

地域とあなたの間を「ぶつ切り」しないこと。

遮断しないことです。

つながる中にニュースがあります。

あなたらしい貢献の場があります。

そこに暮らすということは…、

私は何をしたら…と、

逆算して考えてください。

 

新聞記者、テレビ局デスク

メディアコンサルタント・荒川岳志