マオ骨格健治施療院の"松村"です
先日開催されました伊賀市シティマラソンそこでハーフに挑戦された30代女性の方。
度重なる練習により、マラソンの1週間前に"足の甲が痛くなり歩くのもしんどい"状態になってしまったといいます。
練習をはじめた当初は、足の痛みも全くなく、順調に走れていたらしいのですが、ここにきての激痛
マラソンは棄権したくないけど、走ると足が痛いし…ということで、足の矯正にも力を入れている当院を頼って来てくださいました
まずは、なぜ足の甲に痛みが出ているのか、原因を探していかなくていけません
パッと立ち姿を見た時点で、膝と足裏に異常があることがわかりました。
それを確認するために検査をしていくと、やはり足に外反母趾と浮き指が認められ、さらに膝が反ってしまっていました
浮き指や外反母趾は、当ブログでも何度も出てきていますので、言わずもがな足や体にとって良くないのはお分かり頂けるかと思います
それに加えて、反り膝という状態
膝裏の筋肉が引き伸ばされ膝が反り過ぎてしまうことで、地面からの衝撃の突き上げが膝や股関節へダイレクトにかかってしまい、膝裏の痛みや、膝裏に脂肪がたまる原因になってしまいます
そもそも反り膝は、浮き指による踵重心を補うために起こる補正作用です。
膝裏の筋肉の弱化による反り膝には適度な屈伸運動をしてもらうようにし、マラソンまでにあまりに日がないので、とりあえず足裏バランステーピングを施し様子を見てもらうことにしました
すると翌日に連絡があり、テーピングをした状態で走ると甲の痛みが随分楽になったと
何よりもまずは完走してもらうことを目標に、マラソン前日にもご来院頂き、当日にそなえて再度テーピングを施しました
マラソン当日、終わってから連絡があり、「足の痛みも気にならなかったし、車に乗せられることなく無事完走できました」と喜びの声を頂きました
浮き指や外反母趾は、昨日今日なったものではないので、テーピングをしたらすぐ良くなるというものではありません。
本来は長期にかけて徐々に矯正していくものです。
ですが、今回のケースのように一時的にでも痛みをかなり軽減することが可能ですので、大事な試合や大会の前にはケガ防止や対処療法としても有効です
ということで今回は、足裏テーピングによる甲の痛みの軽減例のご紹介でした
◆マオ骨格健治施療院◆
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