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マオ骨格健治施療院 院長の松村です


左のお尻から太もも裏にかけての痛みとしびれが出るという60代女性の方。

 

寝ている時は痛みは大丈夫で、特に立ちっぱなしの時に強く痛みがで出るといいます。

今までは骨盤矯正を受けたり、マッサージでお尻や腰を揉んでもらっていたが、一向に良くならず当院にご来院くださいました

 

結構な痛みになることもあったため、病院で検査を受けると、レントゲン検査では特に異常は見つからず。

しかし、MRI検査からは股関節の骨が欠けていると言われたそうです。

骨が欠けていることに関しては当院では手の施しようはありませんが、必ずしもそれが痛みの原因になっているとは限りません。

そこで痛みの原因を特定するべく、検査を重ねていきます。

 

まずは立った状態で前屈をしてもらうと、お尻にいつもの痛みが出ます。

 

次に座った状態で前屈をしてもらうと、お尻の痛みは出ませんでした。

 

この段階で原因は脚にあると判断しましたが、通常お尻から下肢にかけての痛みやしびれは坐骨神経痛の可能性が高いので、一応坐骨神経の検査を行いましたが反応は見られませんでした。

今度は左のふくらはぎを指圧した状態で立位の前屈をしてもらいました。

すると先ほどは痛かったお尻の痛みがなくなりました。

 

つまりこの方の坐骨神経痛様の症状は、ふくらはぎの筋肉の緊張が原因だということです。

早速ふくらはぎからアキレス腱にかけてのトリガーポイントを緩めていきます。

 

その後再度立った状態で前屈をしてもらうと、かなりお尻の痛みが軽くなりました

 

ちなみにレントゲンのデータも持ってきてくださったので分析すると、骨盤はきれいに整っていましたが腰椎の５番にゆがみが残っていたので矯正を行いました

 

症状とは直接関係のないゆがみでも、背骨を整えておくことで体全体の負担を軽減することにつながります。

 

 

今回のケースは、"お尻から太もも裏にかけての痛み"でした

 

今回のように、お尻が痛いからといって必ずしも原因がお尻にあるとは限らないことがあります。

 

どこへ行っても良くならないと嘆いている方の多くが、痛い患部しか施術されていないことが多く、案外原因は離れたところにあったりします

 

脚の疲れが腰痛を起こすこともあれば、腕の疲れが腰痛を起こすこともあります。

 

必ずどこからきている症状なのかを検査しながら、体を全体感で施術することが大事

 

"お尻から太もも裏にかけての痛み"でお悩みの方は、ぜひマオ骨格健治施療院まで

 

 

マオ骨格健治施療院

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