朝が明けるのが、すっかり早くなってきました。日の出の時間から一時間ほど過ぎた丘の上に広がる
牧草地の朝景色です。
この場所は、我が家から直線距離で2kmほど。散歩と言いましても目的地点まで車を走らせ、降りて
は周囲を散策。そのパターンを繰り返しながら カメラを携えて3か所ほどを巡ります。歩数は5000歩~
6000歩、ほど良い朝の散歩です。
コウライキジ(高麗雉)の雄雌です。この時間帯は、動物や野鳥たちは朝の採餌中です。別の被写体
を狙っている時に、7mほど離れた西洋タンポポの中を歩きまわるコウライキジと遭遇しました。
先日、プロガーの「花散歩」さんから教えて頂いた鳥名、コムクドリのつがいです。腹部から腹部にかけ
て淡いクリーム色を基調に、独創的な羽根の色をした美しい野鳥です。
「ヒバリの高鳴き」が、空高く低く朝の牧草地に響き渡ります。ヒバリの特徴は、頭頂に生やした冠羽の
飾りと、地面から垂直に飛び上がり~空中でホバリング~再び垂直に地上に。ヒバリは、変幻自在に飛び
回ることが出来る野鳥です。
牧草地帯に到着したのは5時直前。噴火湾の洋上に浮かぶ蝦夷駒ヶ岳を撮影中に、エゾシカと遭遇。
距離は100mほど離れる。画像の中央からやや右側に小さく映り込むエゾジカ、お気づきでしょうか。
どのエゾジカも人と出会いますと、2~3分ほど不動の姿勢でジーッと見つめる。その後は一目散に林
の中に駆け込んでい行きます。
早朝のお散歩、出会いがいっぱいですね!
牧草地からの駒ケ岳の姿も函館からのと違って新鮮です。
コウライキジのつがいもよく撮れていますね。
たまに車の中から見かけても、カメラを出している間に逃げてしまいます。
コムクドリのつがいも愛らしいわぁ☆
エゾシカは恵山方面でよく見かけますが、じーとしていて置物のようです。
早起きはいいことがたくさんありましたね!
ところに有ります牧草地帯です。周囲は雑木林に囲ま
れています。さらに、標高は70mほどの高台です。
朝散歩される方々が農道を歩くだけの自然いっぱいの
場所です。動物や野鳥にとりましては絶好の環境です。
そばには市民農園があります、利用者はエゾシカの
食害には頭を悩まされています。コウライキジは、強烈
な鳴き声は聞きますが、なかなか姿を現しません。この
日は、近くでありながら長い時間、居合わせたのは初め
ての事でした。