フランスで手作り焼き餃子 | フランス人の彼との結婚までの道のりとその後のふたり

フランス人の彼との結婚までの道のりとその後のふたり

2012年11月に日本で結婚、2013年2月からフランスに住んでいます。
国際結婚手続きとフランス生活やフランス語の学習記録。
旅の思い出も時々織り交ぜて、庶民の暮らしをお届けします。

別冊ブログ(https://cahier.sakura.ne.jp/petit/)もよろしくお願いします!

ブロガーのみなさんが家で餃子を作られているようすをブログで拝見するたびに、とてもおいしそうで羨ましかったのですが、フレンチの巨匠Maître Vittorioさんが餃子のレシピを紹介してくださっていたので、ついにわたしも重い腰を上げて家で餃子を作ってみました!^^

 

 

{27D0170F-E80D-4C7D-A9A6-60BE4C3042E6}
これまで餃子にチャレンジできなかった理由としては、スーパーで豚肉のミンチが売られていないというのが大きな理由ですが、今回は量り売りの精肉コーナーにトマトファルシ(トマトの肉詰め料理)用のハーブ入りの豚肉ミンチがあったので、これを使ってみることにしました。
 
(ところで全く関係ない話ですが、いつもトマトファルシを見たら、ファルシのルシという言葉が思い浮かびます。スーさんが遊んでいたゲームの話なのですが、内容がいまいち理解できていません、、涙)
 

 

{6E9E0419-DCFB-4335-814A-08B959718DED}
ちなみにこちらは同じ日に同じスーパーのパック売りコーナーで買った特価の豚肉(骨付き)です。キロ当たり4.65ユーロです。

 

 

{4E909127-60B8-4164-B1C4-3CEE4C64D3C6}
こちらはトマトファルシ用のハーブ入り豚肉ミンチです。骨なしというのもあるのかもしれませんが、キロ当たり8.99ユーロなので、ちょっと割高です。。
 
自分で特価の肉をミンチにしたほうが、手間がかかるけれど経済的なのかもしれませんね。。

 

 

{1961FDC8-1290-4002-9D16-D49F85030408}
ついに、数年がかりで準備してあった麺棒とシリコンマットのデビューです!^^
 

 

{42039888-5E34-4EEF-91FE-3282AA7DC1E2}
近所のスーパーは日用品の品揃えが多くないので、シリコンマットはアマゾンで買ったものですが、ドイツメーカーだったので、ドイツ語の表示です。^^

 

 

{D7D93C68-0FFC-4B0F-98CC-1E122987E428}
こねるのと麺棒で伸ばすのはスーさんがやってくれました。^^

 

 

{99EFDD63-F6C7-42DB-8E02-C7FA88094CC3}
生地を袋に入れて寝かしているところです。
 
当初、スーさんは左上のカップで型抜きして円形にしたかったのですが、そうすると餃子の皮が全部で10枚くらいしかできないことになるので、やっぱりオリジナルレシピ通り、生地を小さく切ってから1枚ずつ薄く伸ばしていくのがいいようです。
 
わたしも、このシリコンマットにした理由は、円形の図柄が役に立つかなと思ったからでもあるのですが、とてもこんなきれいに伸ばす余裕はないことに気づきました。^^
 

 

{F8A7E6C9-D204-40A3-8673-05B2521E1D48}

 

本当はレシピに忠実に作りたかったのですが、今回はキャベツのChoudouの小ぶりな1玉が2.55ユーロで、きれいなスペイン産の白菜が1玉1.79ユーロだったので、値段に負けて白菜を買ってしまいました。。1玉1キロちょっとあります。

 

 

{46400B41-F9F7-4D4C-9FEF-05CB55D0B969}
材料を計量して、みじん切りにしました。固形コンソメより粉状のフォンドヴォーのほうが計量しやすかったので、味が違うと思うのですが、今回はこちらにして、酢はシェリーヴィネガーにしてみました。ミンチ肉に全部混ぜ合わせると、とてもいい匂いがしました!^^

 

 

{F87BFC3B-DB15-46A1-8D55-C5866FA3FF08}
生地を1枚分ずつ伸ばしているところです。この麺棒はかなり大きいので、小回りが利かずに使いにくいと言っていました。。
 
それでも最後のほうは手際が良くなっていて、4個まとめて伸ばしたりしていました。^^
 
生地を切るとき、シリコンマットの上では刃物が使えないので、ヌテラの付属品のヘラが役に立ちました。^^

 

 

{F6EF6B5C-3CF8-4679-BDCB-FF581AFCD0A4}
餃子の皮の完成品です。完璧に円形のものはほとんどありませんが、力作です!^^

 

 

{DF877CD0-FAE2-447E-BAF5-311DEEA7DFC3}

スーさんが疲れてリタイヤしてしまったので、包む係はわたしひとりになりましたが、とりあえず皮の枚数は全部包んでみると、具が少し残ってしまいました。。

 

 

 

{5A3998B4-9DCE-4B79-8B61-C06CFD3FFFB5}
羽根つき餃子の存在を知らなかったので、わからなかったのですが、もしかすると羽根つきの場合は小さめのフライパンのほうがいいのかもしれませんね?
 

 

{E48D0B7D-9959-402A-A52E-E580B72ACEFC}
餃子を包むのは子供のころに家で作ったことがあったので苦手意識は特にありません。
 
でも、大人になってからも上海のご家庭で本場の手作り水餃子を包んだこともあったのですが、そこでわたしはのりの役目の水をつけすぎていると注意されたような気がします。
 
それでやっぱり水分が多くなってしまったのか、皮同士がくっついてはがれてしまった餃子もいくつかありました。。
 
次回は、MAIZENAの使う量をもう少し増やしてみようと思います。^^
 

 

{A341E385-B14E-445D-A4F6-75019E11066B}

焼き目が下向きになっていますが、できあがりです!

 

手作りの皮は、加熱中は透き通っていて美しく輝いていました。

具の味も、皮の味も、とてもおいしかったです!!

 

 

ただ、レシピを見て作りながらふと思ったのですが、餃子のたれはどうしよう?ということでした。。

 

昔どうやって食べていたか忘れてしまったため、餃子の皮メーカーのたれを参考にして独自に調合したのですが(シェリー酢大さじ1、醤油小さじ1、ごま油少々)その味は酸っぱすぎてあまり好きではありませんでした。。

 

スーさんはもう醤油だけでいいと言う始末で、日本で食べた餃子のたれの味は甘くておいしかったと言うし、たまたま遊びに来て餃子を一緒に食べたスーさんの友人にもこのたれはあまり響かなかったみたいです。。

 

 

 

そこで、急遽こちらの餃子の王将の動画をみつけて、自分用に醤油とバルサミコ酢を適当に混ぜてみたら、このほうが最初のたれよりおいしく食べられました。焼くときにオリーブオイルを使っているので相性がいいのかもしれませんね。^^

 

 

さきほど実家の母に尋ねると、酢と醤油は2:1とのことでしたので、最初のたれはわたしには酢の分量が多すぎたみたいです。

 

 

これまでは敷居の高かった手作り餃子でしたが、一度作ってみると手順がわかったので、今後は月に1回くらいは出番がありそうです。^^