【ストーリー】
ある家族の父親は、仕事をせずに何かに取りつかれたかのように自室で研究をしていた。
妻からの不満も無視し続け、研究を終了させ、殺戮マシーンを完成させた。
【筆者コメント】
スティーブン・キングの「人間圧搾機」が原作のホラー作品です。
主人公の殺人鬼役の男性が、次々と人を襲い、襲った人たちを殺戮マシーンにかけて解体させるという悪趣味極まりないキチガイ系ホラーです。
とにかく、主人公の殺人鬼の行動が奇妙過ぎて恐ろしいの一言。
そして、殺戮マシンに装備されたナイフなどの鋭利な刃物で機械にかけられた人間を休む間もなく突き刺していくスプラッター描写。
チープなＢ級作品ではありますが、普通の映画とはどことなく異なる独特の雰囲気とＢＧＭが非常に印象的です。
作品としての面白さは、しっかり描けているので、スプラッター好きには観る価値のある作品です。
雰囲気としては、デビッドリンチの「イレイザーヘッド」や「ブルーベルベット」のような演出とＢＧＭです。
独特なスプラッターなので、これはなかなか面白かったです。
グロシーンをあまりダイレクトに表現していない点が残念な部分。ダイレクトな人間解体描写などが出てくれば、文句なしのキチガイホラー認定でした。
ホラー好きにはまあまあおすすめです。
ラストにちょっとした驚きがあります。その驚きとは一体なんなのか？意味不明でした。これは、一体何だったのか？謎が残るラストでした。
トビーフ―パー監督の「マングラー」の続編ということなので、「マングラー」を見ないと理解できないのかもしれません。
【 スライサー 】
☆☆☆☆★：ストーリー
☆☆★★★：映像・ＣＧ
★★★★★：熱中度
☆☆★★★：グロテスク
☆☆☆☆☆：エロ度
☆☆★★★：構成
☆☆☆★★：意味理解
☆☆☆☆☆：感動
☆★★★★：怖い
☆☆★★★：おすすめ度
１日１回お願いしますm(_ _)m
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