富江 tomie(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

うちは日本一、死なへん少女や(美少女やし)

富江 [DVD]/菅野美穂,中村麻美,洞口依子
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美少女!
美少女!美少女!
G…。ヒィィィィィ!!!!!




写真家を目指している泉沢月子。
記憶障害があるとかで、精神科で治療を受けてます。

ボロアパートに住みながらも、写真をとったり、彼氏とラブったり。
まぁそれなりにリア充。
記憶があっても非リア充な奴らに謝れ!


月子が「トミエ…」という名を口にしたことから、
「トミエ」とはなにものなんぞぇ?
となるのですが、月子は、
ト…ミエ…何か思い出したらイカン気がする…
的な感じ。



月子のアパートの下の部屋に、眼帯をした変な男が越してきました。
その男の持つビニール袋の中には、女の生首が入ってます。

彼女こそ、富江!
生首一つから…いやさ、細胞一つからでも復活できる、
スーパー死なない系美少女、富江そのものだったのです。



富江は生首から立派な美女に成長し、
眼帯男を顎でこき使い、でも眼帯男はその女王様っぷりがたまらんす!
な倒錯した世界でメロメロメロウ。



富江はバイトに出ますが、そのバイト先で男たちを皆惹きつけ、
挙句の果てに男たちは富江の奪い合いで殺し合いスタート。

月子は、
「死んだはずだよ、お富さん」
と記憶を思い出します。


高校時代親友だった月子と富江。
しかし月子たちは、富江をバラバラにして殺したのでした。


そんな富江が月子の前に現れ、
「アタシたち親友だったじゃないのよぅ~」
と接近し、
「はい、プレゼント」
と、拘束された月子にGを食べさせようとします。

生きて蠢くGを手に、カラカラと高笑いをする菅野美穂の女優魂に惚れる瞬間。
このシーンのインパクトがすごすぎて、
後のことは殆ど忘れてしまうくらい。

月子は、富江を桟橋に誘い出し、
ウチラずっと友達じゃよね~、
と言いながら、富江を焼き殺します。


やった、富江、殺したった!!
月子が鏡を見ると、そこには富江と同じ泣きぼくろが…!
ええっ?
となる月子に、富江がにこやかにえ笑いながら急に寄り添ってくるのでした。

     おしまい



怖くはないです。
でも、キモいわ。

男って、ホントバカ…という映画。
剣士様なら富江には誘惑されないと、アテクシ思うのよ?


いわゆるひとつの、濡れ場ですが、
下着がダサダサで、うわぁ、時代を感じちゃうわぁ、と思いましたが、
当時から「あのパンツはないやろ?」と言われてたんですのね。


まだ少女な菅野美穂ちゃんの、狂気の演技。

ビニール袋に入ったGがかさかさと音を立てて動いてるのを見ただけでも卒倒モノなのに、
それを手づかみで、
「晩御飯」
なんて…。


そんな晩御飯食べるくらいなら、餓死する。


超高飛車で、わざと殺されるように振る舞ってるかのような富江。
殺されれば殺されるほど、
超強力になって行くのかな?
でも死ぬ時、バラバラにされたり燃やされたり、かなり痛いんちゃうのん?

( ゚д゚)ハッ!
究極の超ドSでありながら究極の超ドMなんか?



一般的には、かなり評価の低い映画。
確かに低評価になるのも頷けるんですよね。
画質は悪いし、ナンノコッチャ?なシーンも多いし、
富江の魅力炸裂かと言われれば、原作を読んでる人には物足りないかもしれない。


ただ、それを補って余りある、
菅野美穂の体当たり演技に、

ちょっとポイントプラス。
とりあえず旧4部作は録画したので、ちびちび観ていくか。ポチ
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