セミくんいよいよこんやです | 『オトナ楽しい絵本実話ネタ』~絵本は心の鏡~

『オトナ楽しい絵本実話ネタ』~絵本は心の鏡~

今をときめく絵本セラピー。
大人は、絵本の短い行間に、これまでの知識や経験、価値観を投影して、”心の鏡”とするらしい。
質問に答えてみて欲しい。
今の心の状態がわかるかも…。

セミくんいよいよこんやです

作: 工藤 ノリコ
出版社: 教育画劇

 

【絵本ナビより】

地中で暮らすセミくんの元に一本の電話が…「いよいよ今夜」って何が起こるのかな?

 

 

さあ、いよいよ(陣痛促進剤を使って)出産する時がやってきた。

 

この日の為に私達はビデオカメラを買って練習もしてきた。

 

オットはにわか知識の「ひっ、ひっ、ふー」の呼吸も練習済みだ。

 

更にネットで「テニスボールマッサージが陣痛の痛みを散らしてくれた」体験談を読んで、テニスボールまで買ってきた。

 

自慢げに取り出したのに、病室にはテニスボールが常備されていた。

 

どうやら定番グッズらしい。

しょうもない出費しおって(゜д゜;) 

 

そうこうしているうちに、いよいよ始まる。

 

「じゃ、入れていきますね~。」

 

とうとう出産か。

 ドキドキ( ̄Д ̄;;

 

点滴が始まってしばらく…

 

みんなが私の反応を待っているが、特に耐えられない痛みもやって来ない。

 

「ちょっと痛いかな( ゚∀゚; )

 

誰になのか、なぜなのか、変な気を使ってしまった。

 

モニターで陣痛が起きているかどうかを確認できるのに、嘘をつく意味がない。

 

あ、でもじわじわ痛くなってきたハッ

 

しかし無常にも子宮口は開いていない。

 

医師が言った。

 

「今日は無理ですね。明日またがんばりましょう。」

 

汗

 

知らなかった。

 

陣痛促進剤は万能で、これさえ使えばすぐにでも出産だと思っていたが、そういうものではないらしい。

 

ここから銀ちゃんの産まれない日々が始まる。

しつこくてゴメンね(;´Д`)

 

クリックありがとうございます(´∀`)

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