セミくんいよいよこんやです
【絵本ナビより】
地中で暮らすセミくんの元に一本の電話が…「いよいよ今夜」って何が起こるのかな?
さあ、いよいよ(陣痛促進剤を使って)出産する時がやってきた。
この日の為に私達はビデオカメラを買って練習もしてきた。
オットはにわか知識の「ひっ、ひっ、ふー」の呼吸も練習済みだ。
更にネットで「テニスボールマッサージが陣痛の痛みを散らしてくれた」体験談を読んで、テニスボールまで買ってきた。
自慢げに取り出したのに、病室にはテニスボールが常備されていた。
どうやら定番グッズらしい。
しょうもない出費しおって(゜д゜;)
そうこうしているうちに、いよいよ始まる。
「じゃ、入れていきますね~。」
とうとう出産か。
ドキドキ( ̄Д ̄;;
点滴が始まってしばらく…
みんなが私の反応を待っているが、特に耐えられない痛みもやって来ない。
「ちょっと痛いかな( ゚∀゚; )」
誰になのか、なぜなのか、変な気を使ってしまった。
モニターで陣痛が起きているかどうかを確認できるのに、嘘をつく意味がない。
あ、でもじわじわ痛くなってきた
しかし無常にも子宮口は開いていない。
医師が言った。
「今日は無理ですね。明日またがんばりましょう。」
え
知らなかった。
陣痛促進剤は万能で、これさえ使えばすぐにでも出産だと思っていたが、そういうものではないらしい。
ここから銀ちゃんの産まれない日々が始まる。
しつこくてゴメンね(;´Д`)
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