生徒さんに(受験生ですが)
「寝ないで練習してきなさい」
とよく言います。
最近の子は
音大に進学すると決めても
一生懸命練習したり
努力したりしてきません
一生懸命なのは
先生ばかり
誰が音大に行くんだよ私かよ
一人でいらいらしております

コンクール終わっても挨拶もないし
(おいおい、これは別のクレームだよ)
宿題出してもやってこないし

多分、小学校や中学校で
一つの事を時間をかけてコツコツやって
できた時の達成感を味わうとか、
一生懸命やったのに
よい結果を残せなかった挫折感とか
味わってないんでしょうね。(小学校の先生達はみんな、時間がないとおっしゃいますが)

インスタントな世の中なので
ちょっとやったらすぐできるようにセッティングされた世代なんでしょう
いいんだろうか??
長く努力しないとできないことが
たくさんあるのに
お料理だって
材料を洗って、一つずつ整えたり、切ったりして調理するのに
きっと、チンして温めたらできました、ていう世代なんでしょうね。
ピアノは
そういうわけにはいかんのやけどなぁ。
何日も何日も
何年も何年も
こつこつ努力して
少しずつ前に進むものなんだけどなぁ
だからはやらないんでしょうね
そんなんでいいんかなぁ
子供たちの心も
毎日毎日少しずつ育っていくでしょう
料理やピアノと同じ、時間をかけて育てていくものだと思うんですが、
チンしても子供の心はできんですよ

うーん、私は教育委員会や文部科学省に文句を言いたい
お母さんたちが
気づいてくれたら嬉しいんやけど
それを伝えていく方法は
ありませんか