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「やりがい」を求めたり、自分の「夢」が実現していなくて、その「状況」が起こって来るまでは、どうしても「不満」で、嬉しくも満たされ感もないって感じてしまうような「自分」があるのは、スピ的な視点で見ると、どこか間違っているのでしょうか?と、以前からそれなりに気にかかっていたことを、いざなぎ空に問いかけてみた。
どこかが間違っているどころか、まるっきりの勘違いだね。あなたの外側には何も存在していないし、何かを「期待」するということは、すでに「未来」に「意識」がいっているわけさ。そもそも未来という「時間」は「幻想」だし、今この瞬間に何かが「不足」していると考えて・・だから「不満」だとあなたが感じてしまうこと、それ自体が、とんでもない勘違いなわけさ。
ということは、「やりがい」を求めること、そのこと自体が、そもそも間違っているってことなんでしょうか?
そういうことさ。外側にある物理的現実に、何か特別に「価値」のあること、何か抜きん出た「意味」や「意義」があることなどは、最初から「存在」していないわけさ。この世の現実を「つまらなく」感じてしまうのは、あなた自身に問題があるわけさ。今この瞬間には、すべての「可能性」と「喜び」が、すでに叶って在るわけさ。
その精妙なエネルギー空間を感じられないのは、あなたが、あまりにも自意識(エゴ)と一体化し過ぎて来たためさ。
つまり、おっしゃっていることは、僕の自意識(エゴ)の視野が「狭い」から、とても大切なこと、肝心なことを、「見逃して」しまっているってことなんですね?
とにかく聞いてもらえるかな。
「生きがい」とか、「やりがい」とかを外側に向かって探すということそのものが、自我の「分析」や「比較」の物語に取り込まれてしまっているわけさ。分析や比較という「仕組み」は、物理次元の「架空時間」の中にしか存在しないわけ。
そしてその架空時間の「思考」の中には、常に「何かが足りないというメカニズム」が仕込まれてしまっているから、意識の焦点が「時間の中」に囲い込まれてしまうわけさ。そのせいで、今この瞬間の虚空から光エネルギーを取り込めなくなってしまうから、余計に喜びも感じなくなってしまうわけ。つまらなくなるのも、ある意味当然なわけさ。
それに何より問題なのは、何らかの「特定の物事」や「行動」の中に、「やりがい」や「夢」があると思い込んで、外の物理次元にそれを見つけようとするのは、とんでもなく見当違いなわけさ。でも何故か、あなた方の世間では、そんな考えがほとんどを占めているわけさ。
世間ではそんな具合に「考える」せいで、あなた方も外側の世界から、誰よりも巧みに「奪って」こなくてはならなくなるわけさ。あなた方の喜びは、常に外側から「略奪」してこなければならなくなる。その結果として、闘争本能と欲求不満の「躁鬱牢獄」に閉じ込められてしまうハメになるわけさ。
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まさにその通りです。それが、やはり間違いだとおっしゃるんですね⁈
もちろんだよ。あくまで物理的次元というのは「見られる側」なわけさ。真のあなたは「見る側」、「観察する側」なわけさ。ということは、つまり時間の無いすべてなる領域から光の「意識」を、あなたを通じて、物理次元の行為の中に、流れ込ませるべきものなのさ。楽しさもワクワク感も、あなたの内なる「天」から、外なる「地」に送り込むものなわけ。要は、それが天孫降臨なわけさ。
それが、いつもおっしゃっている「虚空」の創造原理なのですか⁈
まぁ、そういうことになるかな。とにかくあなたは、自意識(エゴ)が執着する人間物語(過去と不安に囚われた思考)という「時間軸」から脱出して、「見る側」、要は、内なる中心の時間の無い領域に意識を置いたまま、物理次元の「目前の対象」にフォーカスするわけさ。
そうすることで、天地一体の「融合」が成されて、創造原理の光意識の明滅反転がスムーズに働くわけさ。
まだよくわからないので質問しますけど、その創造原理がスムーズに働くために、どうして「虚空」に意識を置いたまま、「目前の対象」にアクセスし続ける必要があるわけなんでしょうか?そこに、どんな意味があるのでしょうか?
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それは、良いところに気が付いたね。そこは、実はとても肝心要の重要なポイントなわけ。できれば、真摯に聞いて欲しいね。
「見る側」と「見られる側」、「あの世」と「この世」、「真のあなた」と「物理次元のあなた」、光子が二つに分割されて、あの世とこの世にいる一卵性双生児のあなた達二人が、再び接触できる唯一無二の「交差点」があるわけさ。
その交差点、どちらに偏ることもなく、中立に眺められる場所、そこが天地創造の「源」であり、「ゼロポイント」なわけさ。その「交差点」をあなたが常に意識し続けることで、黄金の光ドットの明滅反転を促し、スピ的表現で云うところの天の川銀河の「流れ」を、積極的に働かせることにもなるわけさ。
なので、回答としては、「虚空」と「物理次元」のどちらに偏ることもなく、中立に観察状態を維持することで、分割されて、あの世とこの世にいる一卵性双生児のあなた達二人が、再び結ばれ、解け合うことで、新たな進化という「創造」が、あなたのために繰り返される、という深い生命の原理が隠されているってことを、言いたいわけさ。
その「お話」の流れからすると、この世で起こるすべての「出来事」と「人間関係」は、結局のところ、「虚空の中」でというか、あの世の「敷地内」で起こっているってことになりますよね?
そうだよ。あの世の中で、この世のすべての「デキゴト」と「物語」が、すでにカタチ作られているわけさ。だから、どんな「状況」や「苦しみ」が訪れたにしても、恐れることは何もないわけさ。
つまり、それは、他でもない「真の自分」とのやりとり、一人芝居みたいなものだっておっしゃっているんですか!?
当然そうなるよ。「真のあなた」の意識からすべての出来事が育ってきているわけだから、どこにも「敵」は存在しないわけさ。あなた以外に、「誰」も決して侵略できない「場所」なわけさ。
ついていけてるような、追ていけて無いような・・・
ここは、肝心なところだから、しっかりと腑に落として欲しいわけ。ありのままの現実としてリアルに「存在」するのは、あくまで、あの世の「虚空」のほうであり、「あの世」ほど安心して、ホッとする「場所」はないわけさ。虚空のゼロポイント・フィールドだけが、不動に、永遠に存在し続けているわけ。
もちろんその「場所」が、あなた方にとっても真のホームであり、唯一の帰還場所でもあるわけさ。あくまで「この世」は、一瞬で過ぎ去る、自意識(エゴ)が物語る「儚い夢」でしかないわけさ。
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いざなぎ空との対話はつづく。