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行ってよかった、また行きたい国といえば。

イラン、トルコ、スペインです。







今いる南米の多くの国はかつてスペインの植民地だったため、

スペイン語が話され、街並みもスペイン植民地時代の名残が今でも残されています。



南米に来てからずっと、どの街も正直町並みは好きになれかった。

確かにスペイン風でおしゃれっぽいんだけど

どこか薄汚れていて、古ぼけて、時代から取り残されたような。

そんな印象をどこの町でも感じました。





以前ボリビアのタリハという町に言ってきました。

タリハはガイドブックにも載っていないけど

ボリビアのアンダルシアという異名があるようで、

アンダルシアの響きに惹かれたのです。



このあたりはおいしい野菜が豊富に取れるのですが

他の都市への輸送手段が発達してないため、ほとんどこのあたりで食べられているようで

レストランではどこもサラダバーが付いていました。



そしてここタリハはワインの名産地！しかもめっちゃやすい

ワイン一本とパスタで３００円くらいです。



酔っ払ってタリハの街並み眺めなめていると

一瞬スペインにいるような錯覚に陥りました。



かと思えば、歩いている人々の顔つきはインディヘナ。

大きな荷物を抱え、どこへ行くのか。

決して暮らしは裕福ではないけど、

インドなどのようにぼったくったり、だましたりはせず

まじめに働いている人々。

ここで暮らすのはスペイン人でもなくインド人でもなくボリビア人なのです。



僕は南米にスペインの幻影を求めていることに気づいた。



町並みの綺麗さはスペインに劣るけど

ここには昔のスペインの街並みの中に暮らす素朴な人々がいて

ボリビアというひとつの個性を発信してるのです。

スペインを追い求めるではなくボリビアを楽しみます


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