ぽんさんは、太陽、

僕は、向日葵。


太陽が眠りに就くだけで、

どちらを向いて咲けば良いのか

途方に暮れてしまう。


それなのに、

せっかくほころんだ花弁を、

自ら千切っては、

ぬくもりをくれる太陽を傷つける。


もう、

純粋には微笑めないのに、

まだ、太陽は、

僕の方を向いて、照らし続ける。