77,しつけとこ | 緑高の楽屋

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BL小説書いてます。
本家「まっちゃまろまん文庫」の整理ブログです。
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「あ、いやそういうんじゃなくて……」
「何がですか~~~!!」
「…………ウソ泣きスンナ。」
「チッ。」
ホントコイツは……。自分で部長やるとか、ちょっと大人になったのかと思ったのに
「他の奴だってそうじゃないですか。」
「あ?」
「いるでしょ?泣いたら許されるって思ってる奴。で、許すじゃないですか。四谷さんは。」
う……

「高校生にもなった男のガチ泣きなんて気色悪いだけなのに。」
「そういうこと口に出して言わない。」
高校生にもなってんだから言葉は選べよ。アイツらのことを認めてやれとまでは言わない。コイツの性格の悪さだとかわがままだとかを治すのはもうあきらめた。それは仕方ないにしても表には出さないように……いや、せめて出すなら角が立たないようごまかし方くらいは身に着けさせとかないと……

「だーかーらッ!!何でアイツらはよくてオレは怒られるんですかぁ!!」
小学生か。
「よそはよそ!ウチはウチだろが!」
「お母さんですか、アンタ。」
ホントそんな気分だよ。