26、兄弟従兄弟の距離感 | 緑高の楽屋

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あの人ら何?」
「先輩。」
いや、それはわかるけど。   

「セトカ~。ばいばーい。」
今度は誰……あ!
「清見。」
エロい柔軟してた奴!!
「おつかれー。」
和!何、笑顔ふりまいてんだ!
「あ、お兄さん?」
「弟。」
ま・た・か・よ!
「そっか。セトカの方がまさかの兄ちゃんなんだっけ?」
どっちが兄とか弟とかどうでもいいだろが!和が兄ちゃんなのはたしかに「まさか」だけどさ!



「……いーなー。」

「やっぱオレも兄弟がよかった。」
「従兄と仲いいんじゃなかったっけ?」
「仲いいっていうか……まあ、そうだけど。」
わかんねーぞ。向こうはうざがってるかもしんねーぞ。
「家帰ったら確実に会えるんだよな。兄弟だと。」
当たり前だろ。
「うざいよ?」
!!!

「……やっぱ行くのはうざいかな。」
何それ。こいつ毎日従兄弟んちに行ってんのか?そりゃうっざ……
「うざいね。」
……何だろ。何か引っかかる。