先日理事さんが事務所に来まして
「やんねえばねえ」
「はっ?何をやんねえばねえのすか?」
「餌だ餌!」
話を要約すると
海底が磯焼け状態であわびの餌が何も無いから餌対策をしなければならない
効果があるかどうか解らないが、何年か前に行った餌料対策を再開するぞ
ということで
餌料対策とは養殖施設である程度まで育てたこんぶをあわびが生息している海域に投入しようというものです
材料はこれだけ
岩をシュロ糸で止めて(私が作成したものなのでいびつです)
こんぶの種糸を挟み込み
こんぶが成長して付着根が岩に付いた頃、糸を切り離して転石の中に投入すると
岩と岩の間に挟まって固定されるというもの
これまでも色々と考えては来ましたが、化学繊維のロープだと漁場に残ってしまうから自然に帰るシュロ糸を使い、大きなブロックなんかだと経費がかかる上にアワビが生息する浅場にするのが難しいということで、岩にこんぶを付着させて岩と岩の隙間に落ち着かせるという考えに至った訳です
これができるのもこんぶの養殖施設があり、こんぶの養殖技術に精通した漁業者がいるからです
この方法、過去に何度か実施してはいるのですが、実施した翌年には冷水が接岸して海底がコンブだらけになって効果の程が良く解らないという
効果が解らないほどこんぶが生えるに越したことはないんですケド
来てます
サケが
理由は良く解りませんが須久洞、赤島、日出島と、沿岸の中央部にサケが集まっているようで
赤島が3日連続で岩手県のトップです
鹿島アントラーズが優勝しましたね
サッカーの美しさとか楽しさなら川崎でしょうし、チームの完成度でいったら浦和でしょう
どのサッカーが好きかと聞かれれば川崎のパスサッカーが私は好きです
でも、チャンピオンは鹿島
ここ一番の勝負強さはさすがです
サッカー日本代表がワールドカップ予選を突破するために必要なもの
内容は悪くても勝利をものにする強さを鹿島は持っている気がしました
日本のチャンピオンチームを背負っている選手と欧州のクラブでベンチを温めている選手
負けられない戦いの中で力を発揮するのははたしてどっちなんでしょう?
何が何でも勝利をものにするメンタリテイと南米の選手のようなずる賢さ
鹿島がもつ勝利への拘りの権化のような選手
日本代表がワールドカップの予選を突破するために必要なのは小笠原満男だと感じました
年齢からいってワールドカップ本戦で戦うのは難しいかも知れませんが、予選を突破できなかったら何にもなりませんよね