グッジョブ!「インドネシア単身生活」

アトランタ、メキシコに次ぐグッジョブシリーズ第3弾!!
還暦を迎え今回はインドネシアへ単身赴任。

スラバヤ東海岸探鳥記 67 (2017/06/21)

2017-06-21 05:06:00 | 日記
陽が高くなるにつれて気温が上がってきた。
恐らく34~5℃はあるだろう。
こまめに水を取るが、すべて汗となって噴き出るようである。

辺りには人影は全くない。
特にこの時期はプアサ(断食)なので、訪れる人も作業をする人も極端に少なくなる。

と思ったら、背後に何か気配を感じたので、振り向くと、、、、、、。



ヤギが一匹ついて来ていた。
その後も筆者が歩くと後をついてきたが、いつの間にかどこかへ行ってしまった。



養殖池の畦道に付いた轍にいたのはチュウヨシキリ。
スズメよりも小さい。
こちらもしばらく筆者が行く方向の先に舞い降り、筆者が近づくとまた舞い上がって前に降りる。
そのうちに少し離れた木に飛んで行った。

初めて来た養殖池にオーストラリアセイタカシギがいた。



2羽いた。
Wonorejoで見るのはこれで2回目。
と、いうか、Wonorejo以外では見たことがない。



チドリ目セイタカシギ科。
セイタカシギよりも僅かに大きい。
アジア南部からオーストラリアに分布。



盛んに鳴き交わしていたので番(つがい)かもしれない。
以前インドに行ったときに見たのはセイタカシギだったが、いた場所がゴミ捨て場だったので、せっかくの貴公子も台無しだった。

すぐそばまで寄っても逃げなかったジャワクロエリシロチドリ。



逃げなかった理由は親子だったからだと思う。
右側が親鳥で左側が若鳥。



若鳥のほうがやや小さい。
時折羽を震わせて餌をねだる仕草をしていた。

目の前を横切るアジサシ。



ハシブトアジサシである。
飛んでいるところを撮影するのは至難の業である。
いいカメラとレンズならば追尾のオートフォーカスという機能があるが、筆者のぼろカメラではオートフォーカスは一旦原点に戻ってから被写体を探すので、飛んでいる鳥には全く焦点が合わずに空回りするばかり。



水位の低い養殖池に群れがいた。
ざっと数えて300羽以上いたが、写真のフレームに群れ全体を収めるのは難しい。



そのうちの1羽が近くの養殖池の杭に止まった。
ハシブトアジサシは海、河川、湖沼などに生息し、ほぼ全世界に分布する。
日本では旅鳥として春と秋に南日本に渡来するようである。


求愛中のムナオビオオギビタキ。



2羽のムナオビオオギビタキが組んず解れつ、入れ替わりながら干上がった養殖池の上を進んでいた。
通常は♂が自慢の尾羽を広げるのであるが、その仕草をしそうで完全にはしない。
右側が♂のようである。



この後、2羽とも近くの葉が茂った木に止まり、やがて見えなくなった。

今回の探鳥はインドネシアで127番目となったヒジリショウビンが記録できた。
このところ毎回記録を更新している。
この日は以前イソシギに足環を付けたというC氏に会い、Facebookの交換をしてくれた。
この日も彼は朝5時からここにやって来て、筆者が帰る昼頃もまだ撮影していた。
機材を見るとプロ並みで、いで立ちも迷彩服を着て半端ではない。
炎天下の中、プアサ(断食)中とのことで、水も飲まずにやっていた。

鳥見(バードウォッチャー)にはキチガイが多い。

(おわり)

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