グッジョブ!「インドネシア単身生活」

アトランタ、メキシコに次ぐグッジョブシリーズ第3弾!!
還暦を迎え今回はインドネシアへ単身赴任。

スラバヤ東海岸探鳥記 169 (2018/07/19)

2018-07-19 05:06:28 | 日記
昨日はウナギの釣りについて紹介したが、今日はウナギの手掴み。
先週も少し紹介したが、今回は実際に手掴みしている漁師たちにも話が聞けた。



腰にプラスチックの箱を結び付けて、干潟の泥の中を歩く。
泥が深いので結構重労働のようだ。



歩いて行くと泥が圧縮されて中から泡が出てくる。
泡は2個の穴から同時に出てくるのを見つけて、二つの穴にそれぞれ左右の手を突っ込む。
ウナギが潜んでいる穴は2つの穴が繋がっているという。
一人が「捕まえたので写真を撮れ」と言ってくれたので撮影。



ただでも滑って捕まえにくいウナギを泥で滑る手で上手に捕まえる。
見ていると1~2分おきに捕える。
胸から下は泥だらけであるが、そんなことは気にしていないようだ。


こちらを向くヤギの向こうにササゴイの影。



人間だったらとっくに逃げるはずであるが、ヤギだと恐れないでじっと止まっている。
ヤギのお陰でササゴイも筆者に気付いていない。



その隙にしっかり撮影させてもらった。
翼に出た模様がマスクメロンのような成鳥である。

こちらは木の上に止まったササゴイ。



生憎逆光で模様がはっきりしない。
ズームアウトすると写真の上部にササゴイがいて、下の方の枝にヒメアオカワセミが止まっていることに気付いた。



同時に撮ることで二種類の野鳥の大きさが分かる。
ヒメアオカワセミは日本のカワセミとほぼ同じ大きさで、スズメくらいである。



こちらがその下の方の枝に止まっていたヒメアオカワセミ。



上に止まっているササゴイが気になって仕方ないのか、しきりに上を見上げる。

こちらは別のヒメアオカワセミ。



通常なら20mも近づけばとっくに逃げられるのだが、この日はなぜか逃げない。
このヒメアオカワセミの下を通って前に進むので、近づかざるを得ない。



10mくらいまで近づいた。
それでもなお逃げない。
折角止まっているのを無理やり追い払うのも気が引けるが、2~3歩更に近づいたら飛び去った。
そうかと思えば、30mくらいのところから気付かれて早々と逃げられることもある。


久し振りに出現したイソシギ。



それも100m~120m離れた距離。
ほとんど一年中見られるという感じだったが、最近はほとんど見られなくなった。
理由は不明であるが、渡りをするのかもしれない。


♂のバンを見つけた。



お尻の左右にある白い模様が大きいのが♂。
この個体は心なしかそれを見せびらかすようにして水面を進んでいる。



その後を追うように草むらから出てきたのは♀。
お尻の白い模様が小さいので♀。
これから繁殖に入るようだ。


大きな養殖池の中央付近にいて、遠くから見るとカモ類かと思ったノドグロカイツブリ。



体は全体が白っぽいので若鳥と思われるが、後ろにしっぽのようなものが見える。
これがカモ類と見間違えた理由だが、右を向いても左を向いてもしっぽのように見える。
じっくり確認していて分かったのは、これは足である。
足の骨が折れているようで、片足のみで水を搔いていた。



こちらは親鳥なのか、心配そうに若鳥の方を見ている。
150mほどの距離で撮影した写真をさらにトリミングして拡大した。
なぜ足を怪我したのか不明だが、よくあるのは飛んでいるときに電線にぶつかるとこうなる。
餌が捕れなくなるとやがて命尽きる。

(つづく)

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