グッジョブ!「インドネシア単身生活」

アトランタ、メキシコに次ぐグッジョブシリーズ第3弾!!
還暦を迎え今回はインドネシアへ単身赴任。

Bukit Jamur (2018/04/13)

2018-04-13 05:01:01 | 日記
ネットサーフィンをやっていて見つけたBukit Jamur(ブキット ジャム―ル=キノコの丘)という名前の場所。
実は観光地ではなく、民間の会社の持ち物であるため、ネットで確認した限りでは日曜日にしか入れないらしい。

スラバヤ市内からGresik(グレシック)方面の高速道路に乗って、終点のManyas(マニャス)で降り、少し行ったところにある。
スラバヤ市内から30㎞余り。

グーグルマップでナビをしながらゆくと、入り口がことごとく車両通行止めになっている。
たまたまオートバイで通りかかった地元に住む人に尋ねて、初めて入り口が分かった。
道路標識や表示は何もない。



少し進んでいくと一軒の小屋があり、初老の女性が駐車場代を徴収していた。
車1台10,000ルピア(邦貨で約77円)。
特に入場料は徴収されない。
「Bukit Jamurはどの辺にあるか?」と訊くと、「右へ曲がったらいい」というので、そのまま道なりに進むと、最初の角のところに進入禁止のマークがあったので、そのまままっすぐ進み、その次を右に曲がった。
行けども行けども目的地らしいところには辿り着かず、一旦引き返してさらに奥へ進むと採石機械やダンプなどが動いている場所に出て、間違いだと気づいた。
この間、大きな石で車の腹を乗り上げたり、水溜りを通ったりして車はぐちゃぐちゃ。

諦めて帰りかけたとき、遠くに二人乗りのオートバイがさっそうと走る姿があったので、その方向を目指すと、何のことはない、最初に進入禁止の標識があったところだった。



やがて道路の上からBukit Jamurと書かれた看板が見える場所に出た。
なるほど石がモコモコとキノコの形をしている。



Batu Kapur(バトゥ カプール=石灰岩)が侵食されてキノコの形になったものである。
遠い太古の昔、この地層は海底だったと思われる。



広さは長辺200m、短辺100mくらいとそれほど広くない。
行ったことはないが、トルコのカッパドキアに似てないこともないと思う。



注意書きの看板があった。
全て禁止項目ばかり。
1.ロッククライミング
2.建造物
3.物品の販売
4.石の破壊や落書き
5.公序良俗に反するこ行為
6.ゴミの投棄
7.二輪車、四輪車の駐車



名所の観光地としてPRすれば集客は見込まれると思うが、見る方にとってはやはり人が少ないほうがいい。
辺りには屋台や飲料水さえ販売しているところもない。
道路も舗装されていない。



辺り一帯は良質な石灰石が採れ、セメントの原料になっている。
そういえばSemen Gresik(グレシックセメント)という会社が近くにある。



30分もあれば大体全て見て回れる。
この後、Gresikの北海岸を目指して足を伸ばしてみた。

全景のビデオはこちら

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