みかんを中医学的にバラバラにする。 | つれづれ養生訓 ~ 神戸から中医学の健康の知恵のお届け ~

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健康であるためには、自然であることが一番です。
そのためにいろいろ試されたりしていると思います。
そのひとつに中国医学の智慧をお届けします。
中国医学は、素晴らしい医学です。その中の生活に密接した部分の智慧をお届けします。

フーフーです。
みかんの季節になりました。
効能をお教えください。

 

 


みかんは中医学の漢方教材として用いやすい生薬です。

面白いですよ。

 

 

まず、果肉。
生津作用で、喉の渇きと身体の水分を潤わせます。

 

 

おなじみ陳皮。
みかんの皮を天日干しして乾燥させたもの。
これは理気健脾、燥湿化痰。
煎じ方と合わせる他の生薬で少し効能が変わりますが、気の流れを調節整理し、消化を安定させます。身体を温めて浮腫をとり、痰をなくします。浮腫からくる喘息や痰の絡む咳に有効です。

 

 

みかんの皮の色のついたところ
乾燥させて煎じると痰を多く出る咳止めになります。冬の寒さの風邪にも有効。

 

 

みかんの皮の裏の白いとこ。
胃の中のチャポチャポ水分をのけてくれます。
飲み過ぎや口内炎にも良いですよ。

 

 

みかんの袋の筋。
気を流し血行が良くなります。

 

 

みかんの種。
胃の消化を助けます。杜仲茶と一緒に煎じると腎臓が強くなり、腰痛に効果があります。

 

 

みかんの葉。
アゲハの幼虫の好物ですが、煎じると気と血をよく流します。
胸のしこりをとってくれます。

 

 

青い時のみかんの皮。
食べ過ぎを消化してくれます。

 

いろいろありますみかん♪

 

 

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