シリーズ第二弾はこちら。パリ市内の古物市で見つけた、貴族の男女のフィギュアが付いた磁器製花器です。
こちらも、昨日に引き続き装飾過剰で気持ち悪さ満載。僕の仲間内の業者さんは誰も買わないでしょうね。フフフ。
エンジェルと鳥がいたりして、かなりロココ度高いです。お花が一輪無かったり、やや欠けているものも散見されますが、その他は上々の状態。バックスタンプはなく、おそらくは20世紀初頭のドイツ製と思われます。
背面全体にはお花はついていないものの、それなりに頑張って手彩色しています。
男性の方は馬車に乗っているのでしょうか。どうしてこんなものを作ったのか、かなりナゾではあります。実は男性の方がうなずきます。もちろん手動ですが。
単にこういった状態の首を乗せているだけの原始的な構造。女性の手を握ってうなずくことに、何か意味があるのかもしれません。結婚記念用とか? とにかく謎の多い花器です~。
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