これって

闘犬だけの話に限りません。

 

犬に何かをやらせて喜ぶのなら

是非、飼い主さん自身

同じことをしてみてほしい。

 

ペット業界の常套句である

「犬が喜ぶ」という

大いなるミスリードと

犬を愛するが故の

飼い主の思い違いを

手放さなければ

お互いにストレスのない関係を

目指すことは出来ません。

 

犬と同じことをすることが

人の喜びにならない様に

人と同じことをするのが

犬の喜びにはなりません。

 

しかし、人と犬は共に生きることで

種の違いを超えて

互いに安寧を

与え合うことの出来る存在なのです。

 

ですから、必要以上に

犬を喜ばせたいと

躍起になっているとしたなら

その後ろめたさや

止まらない欲求は

一体どこから来るのかと

思ってしまうのです。

 

私達人間の日々の生活は様々で

こうするべきということは

わかっていても

なかなか思う様に

いかないものではありますが

それを現実的に解消するために

飼い主が出来ることは何か

どんな関わり方を心がけるべきか

冷静に考えてみる必要が

あるのではないかなと思うのです。