つわぶきの庭

~明日の元気のために~
 写真と拙詠で綴ります
 (脳トレになればと・・・)
   

  ★伊藤若冲 ・・ 《1》   ≪天才絵師・テレビ鑑賞≫

2016年05月03日 | 短歌

◆掛け軸・・ 《群魚図》 (ありえない海中模様・・?この静謐さが好き)

★~・伊藤若冲の「群魚図」の原画は、宮内庁の三の丸尚蔵館が所蔵。
~・伊藤若冲の、43~51歳の時に、描かれたと推定される・・。~



◆・下部の画・UPの2尾・・~



◆・群魚図の 「鰹」・・ その色とは↓


◆・プルシアンブル・・その時代に日本になかった、絵の具・・

★~・群魚図の鰹には、1704年にドイツで発見された「プルシアンブルー」と呼ぶ
~・当時は珍しい輸入品の、顔料の使用が最近の調査で判明・・。~



◆・伊藤若冲・・ 《江戸時代中期・京にて活躍した絵師》

★~・1716年3月1日生~1800年10月27日没、近世日本の画家の一人。
~・江戸時代中期・京にて活躍した絵師・・。~ 



◆・伊藤若冲・・ 《動物たちの小宇宙・奇想の画家》

★「千年の後に、この絵画を解ってくれる世であればよい」と・遺す・凄い!。
~~
~~★【キラ星のごとく 輝きを増す若冲の生涯と画業】~~★~

★~・若冲は、京都の錦小路の大店の、跡取りとして生まれ、40歳にして
~・家督を弟に譲って隠居。 好きな画業に専念・・。~



◆・鶏1・・ 『動植綵絵・郡鶏図』

★~・鶏が大好きで「動植綵絵」シリーズ全30幅のうち、実に8点が鶏の絵だ。

★~・若冲は鶏が好きだった、この絵を含めて30幅中に8枚の鶏の絵を描く。
~・「絵から学ぶだけでは絵を越えることができない」と思い至り、目の前の(実物)を
~描くことで真の姿を表現しようと・・生き物の内側に「神気」(神の気)が潜んでいると
~考えていた若冲は、庭で数十羽の鶏を飼い始める。

★~・が、すぐには写生をせず、鶏の生態をひたすら観察し続けた。 朝から晩まで
~・徹底的に見つめる。 そして一年が経ち見尽くしたと思った時、ついに「神気」を捉え、
~おのずと絵筆が動き出したという、鶏の写生は2年以上も続く。

~その結果、若冲は鶏だけでなく、草木や岩にまで「神気」が見え、
~あらゆる生き物を、自在に描けるようになった・・。~



◆・鶏2・・


◆・鶏3・・


◆・鶏・・


◆・釈迦三尊像・・
★~「動植綵絵」は若冲の代表作で、釈迦三尊像とともに臨済宗の名刹、相国寺に寄進。

~・隠居直後の1757-1766にかけて、製作された30幅の作品。動・植物が色鮮やかに
~精密に描かれており、若冲畢生の大作です。

~・これらの、生き物たちは人間と同じように、仏に導かれる衆生で
~尊いものであることを、描いている・・。~


◆・動植綵絵・・ 《釈迦三尊像を中央に、脇を飾りと共に展示》


◆・相国寺・・ 《京都御所に近し》

◆・御墓のある相国寺・・

【若冲は寄進した仏画に依って相国寺の永代供養を望んだ、彼の墓の一つは同寺にある】
【百人一首の藤原定家、将軍足利義満と並んで眠っている】

★~・明治になると、廃仏毀釈の風潮や、幕府や大名から庇護が難しく
~・各地の名刹はその経営に窮した・・と。

【相国寺も経済的に逼迫し、高名な作品「動植綵絵」を皇室に献上し下賜を・・。~】


【動植綵絵で一番有名なのは、この群鶏図】13羽の色鮮やかに。

◆雄鶏のみを 絡ませるごとく・・


★~・一羽づつ模様の異なる雄鶏を、生き生きと見事に書き分ける。
~緻密で濃密。遠目に見ると、抽象的な模様・・鶏が絡まって延々と・・


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