97歳の方がが70歳代の元気な方のために椅子を引いてくれたんです。

97歳の方がが70歳代の元気な方のために椅子を引いてくれたんです。

自分の勤めるデイサービスでのことです。

ある朝のことです。

70歳代の元気な方が来所され。

杖もつかずにご自分の荷物を両手に持って部屋に入り、ご自分のいつも座る場所へと向かいました。

いつもの席の隣には97歳の利用者さんが既に座っていました。

97歳のその方は「おはよう」と満面の笑みで挨拶されると、70歳代の元気な方が座ろうとするその椅子を、座りやすいように後ろに引いたのです。

それはそれは自然に。

ごくごく当たり前のように。

自分は感動しました。

伝わるかなぁ…この感動。

自分はその場でこう言いました!

「そうですよね!歳上の人が歳下の人の面倒を見てあげるのは当たり前ですよね!流石です!」

それにも限度があるでしょ〜?とその様子を見ていた別の方が笑いながら言いました。

でも目の前で実際に起きたんです!

自分たちはどうして、いつからか、歳をとったら何も出来ないと思い込んでしまったのでしょう?

歳をとったら周りの若い人に「やってもらうだけ」の人になってしまうと思うようになってしまったのでしょう?

何歳になろうが!

人のために出来ることはあるのです!



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